45億年前の“原始地球”のかけらを発見!
しかし今回、マサチューセッツ工科大学(MIT)などの国際チームが行った最新研究によって、その常識が覆されました。
彼らは、グリーンランドやカナダなどから採取した非常に古い岩石、さらにはハワイの火山から得られたマントル(地球内部の深い部分)由来のサンプルを精密に分析。
注目したのは「カリウム」という元素の同位体バランスです。
カリウムには39番・40番・41番といった種類(同位体)があり、地球や隕石の中にどういう割合で含まれているかを調べることで、その“材料”の由来がわかるのです。
調査の結果、今回分析した岩石サンプルには「カリウム40」が、通常の地球物質よりも少ないという、ごくわずかな“異常”が見つかりました。
この特徴は、現代の地球や他の隕石とは違う、まさに“原始地球”に由来するものだと考えられます。
チームはさらに、巨大衝突や地球の地質変動がどのようにカリウム同位体の割合を変化させるか、様々なシミュレーションも行いました。
その結果、今回発見されたカリウム40の不足は、他の天体の衝突や地球の進化の過程では説明できないことが分かりました。
つまり、今回見つかったサンプルは「45億年前の地球が持っていた“最初の材料”」が、奇跡的に今も残っていた証拠というわけです。
なお、チームがこれまでに調べてきた世界中の隕石の中にも、今回のサンプルとぴったり一致するものはありませんでした。
つまり、「原始地球」を作った“本当の材料”は、まだ誰も見つけていないということも明らかになったのです。
「地球の起源」はまだまだナゾだらけ
今回の発見は、「今の地球の中に、原始地球のかけらが本当に残っていた」という、歴史的な成果です。
科学者たちは長年、隕石や岩石を調べて「地球は何からできているのか?」を探ってきましたが、その“答え”がこれからどんどん塗り替わっていくかもしれません。
「地球の原材料」はまだ完全には解き明かされていません。
もしかすると、私たちが暮らすこの星の“ルーツ”は、宇宙のどこかに眠る未知の物質に隠されているのかもしれません。

























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記事を読んでも理解が進みません。「カリウム40」のような目減りしてゆく放射性核種と安定核種の比を求めて、微妙な多い少ないをどのように導くのかが見えません。深成岩なら、岩石中に閉じ込められた「アルゴン40」との比で正確な量を推定することも可能でしょうが、ハワイの噴出したマグマから採取した岩石ではガス成分はある程度抜けているでしょうから、どれだけ目減りしているのかを推定しながら評価するよりなさそうに見えます。(相当古い岩石というのも、十数億年のレベルでは地熱や圧力・せんだん力をうけるでしょうから岩石中から気体成分が拡散して逃げてゆくようにも想像します)きっと別の放射性核種で年代推定や補正をしたうえでの論証なんでしょうけど、入口で躓きました。
さて、現在の地上の岩石は古代のカリウム同位体比を保存していないとのことですが、それは堆積や神職の過程で(重さなどで)ソートされたからでしょうか。それとも(長い年月で)宇宙から降り注ぐ隕石や塵が積もり、地殻にある岩石と混ざってしまったからでしょうか?
こちらのコメント読むほうが、ためになった