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Credit: canva
psychology

「ネット荒らし」をする人の心理特性が明らかに (2/2)

2025.11.04 07:00:20 Tuesday

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反社会的コンテンツとの関係も明らかに

今回の研究で明らかになったもう一つのポイントは、「悪意ある嫉妬」を持ちやすい人ほど、喧嘩や規則破り、暴力的な場面など「反社会的なネットコンテンツ」を好んで見ているという事実です。

具体的には、自己愛傾向の強い人が悪意ある嫉妬を感じると、YouTubeやSNSで他人が言い争う動画や、マナー違反・炎上騒動のまとめ記事など、いわゆる「荒れた」コンテンツを頻繁に視聴する傾向が強まります。

そして、そうした“攻撃的なふるまい”を繰り返し目にすることで、知らず知らずのうちに「他人を攻撃すること」「場を乱すこと」が“普通のこと”として自分の中に刷り込まれていくのです。

このような環境は、ネット荒らし行為の「ハードル」をさらに下げ、「みんなやっているから大丈夫」「ちょっとしたいたずら」だと感じさせてしまう危険性があります。

実際、研究の統計分析でも、反社会的なコンテンツに触れる頻度が高い人ほど、SNSでの荒らし・煽り行動が多くなるという傾向が確認されています。

ただし、この“悪意ある嫉妬”や“反社会的コンテンツ消費”を経ても、自己愛とネット荒らし行動の間には依然として直接的なつながりが残っていました。

つまり、「自分が目立ちたい」「他人を挑発して優越感を得たい」といった欲求そのものも、トロール行動の大きな原動力となっているのです。

このほか、「協調性」の低い人――周囲との調和を大切にしない傾向がある人も、ネット荒らし行動を取りやすいことが示されました。

攻撃的な投稿の背景には、単なる気まぐれではなく、こうした複雑な心理や性格特性が潜んでいることが見えてきます。

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「ネット荒らし」をする人の心理特性が明らかに (2/2)のコメント

ゲスト

触らぬ神に祟りなしという言葉の通りで彼らもそういうコンテンツに触れなければそういう行動しないのでしょうけど、SNSっていう目立ったもの勝ちなプラットフォームが彼らを刺激しますからね。
本当に罪深いものです、SNSは。

    ゲスト

    割れ窓理論という奴ですな

米欄嵐

やっぱそうなんじゃないかと思いましたよ

ゲスト

万引きと同じで、始めは軽い気持ちで介入、相手の反応を見て楽しむ状態から、
エスカレートし、個々の個性で手法が変わる
愉快犯と思って下さい

ゲスト

単純に育ちの悪い低所得者でしょ
開示請求されてるの見てもそんな感じだからね

ゲスト

覇権とらんと荒らしも呼び込めない

ゲスト

ネットで一日中チーチー叫んで工作してるチーメス底辺女性も「そういう事」なんですね。

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