第4位:恋愛の「終わりパターン」が判明――それは2年前から始まっていた
この研究では、恋愛満足度の変化を「付き合ってからどれくらい経ったか」ではなく、「別れまであとどれくらい残っているか」という残り時間の軸でとらえ直しました。
これは、高齢期に幸福感が死の数年前から急激に低下していく「ターミナル・ディクライン(終末期低下)」という老年心理学の概念を、恋愛関係の終わりに応用したものです。
複数の縦断研究データを解析した結果、別れに至るカップルには共通したパターンが見られました。
それは、
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別れのおよそ2〜3年前から関係満足度がゆるやかに低下し始める「プレ終末期」
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別れが近づくにつれて満足度の低下カーブが一気に急になる「終末期」
という、二段階の下り坂を描くというものです。
私たちが「なんだか最近うまくいっていない」と感じ始める頃には、すでにプレ終末期に入っている可能性があります。
さらに興味深いのは、別れを切り出す側(イニシエーター)と、告げられる側(レシーバー)では、心が離れ始めるタイミングが大きくズレていることです。
イニシエーターは、別れの1年以上も前からじわじわと満足度が下がり始めていました。
一方、レシーバーの満足度は比較的安定しているように見え、別れの2か月ほど前になって初めて急落し、その下がり幅はむしろイニシエーターより大きくなる傾向が示されました。
もちろん、これらはあくまで統計的な平均パターンであり、すべてのカップルに当てはまるわけではありません。
それでも研究者たちは、満足度のゆるやかな低下が長く続いている場合、それは将来の急降下(破局)の予兆になり得るとし、プレ終末期の段階で違和感や不満に向き合うことが関係修復の大きなチャンスになると指摘しています。


























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