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Credit: canva
history archeology

愛犬の散歩中に「10億円相当の埋蔵金」を見つけたカップル

2025.12.25 21:00:19 Thursday

毎日のように歩いていた散歩道が、ある日突然「宝の山」に変わる。

そんなおとぎ話のような出来事が、2013年の米国で現実に起きました。

愛犬と何気なく散歩をしていたカップルが、地面から顔を出した古い缶を見つけたところ、中から現れたのは金貨の山。

その価値は、推定でおよそ10億円以上。

夢のような発見は、なぜ誰にも気づかれず、長年地中に眠り続けていたのでしょうか。

A couple walking their dog found $10 million worth of rare coins https://www.popsci.com/science/saddle-ridge-hoard-history/

散歩道で始まった、現実離れした発見

この出来事が起きたのは、2013年の米国のカリフォルニア州北部です。

19世紀のゴールドラッシュ時代の名残が今も残るこの地域で、ジョンさんとメアリーさん(いずれも仮名)のカップルは、愛犬との散歩を日課にしていました。

ある日、いつも通る道で、地面から少しだけ突き出た古い缶に気づきます。

この土地では、19世紀の釘や弾丸、缶などが見つかることは珍しくありません。

2人も歴史が好きで、そうした遺物を掘り出すことに慣れていました。

棒を使って缶を掘り出してみると、予想以上に重かったといいます。

【発見された埋蔵金の画像がこちら

当初は「鉛の塗料でも詰まっているのでは」と思いながらも、家まで持ち帰りました。

ふたをこじ開けた瞬間、土の中から姿を現したのは、1枚の金貨でした。

驚きと興奮の中で、2人は再び現場へ戻ります。

すると、同じような缶が次々と見つかりました。

金属探知機を使って周囲を調べた結果、最終的に8つの缶が発見され、中には1,400枚以上の金貨が収められていたのです。

次ページなぜ埋められ、なぜ見つからなかったのか

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