「すでに老化が進んでいた人」にはマルチビタミン・ミネラルが効果的
今回の研究で特に重要なのは、単に「効いたかどうか」だけではなく、「誰により効いたのか」が見えた点です。
研究者は参加者のDNAデータから、研究開始時点での生物学的老化の進み具合を評価。
その中には、実年齢よりも細胞の老化が進んでいる人たちがいました。
そしてマルチビタミンの効果はこの人たちでより強く現れました。
特にPCGrimAgeでは、研究開始時点で老化が速かった人のほうが、そうでない人よりも大きな改善を示しました。
ここで重要なのが、PCPhenoAgeやPCGrimAgeが単なる年齢予測の指標ではないことです。
PCPhenoAgeは炎症や代謝、臓器機能に関連する健康情報をもとに組み立てられた時計で、PCGrimAgeは将来の病気や死亡リスクとも関係するとされるDNAの変化をもとに計算される時計です。
つまり、この2つが遅くなったことは、健康や死亡リスクと関係する分子指標に変化が生じた可能性を示しています。
では、なぜこうした結果になったのでしょうか。
研究そのものが直接証明したわけではありませんが、研究者たちは、もともとの栄養状態が関わっていた可能性を考えています。
高齢者では十分に食べているつもりでも、微量栄養素が不足していることがあります。
ビタミンやミネラルは、DNAの修復、炎症の調節、エネルギー代謝など、体を維持する基本的な仕組みに関わっています。
そのため、足りない状態が続いていた人ほど、補充の影響が出やすかったのかもしれません。
一方、ココア抽出物が今回の老化時計では効かなかったからといって、まったく意味がないとは限りません。
今回の論文は、5つのDNAメチル化時計では効果が見えなかったと述べているだけで、ココアの作用が別の経路で表れる可能性は残っています。
この研究には限界もあります。
まず、確認された効果は統計的には有意でも小さいもので、実際に寿命が延びるのか、病気が減るのかまではまだ分かっていません。
また、対象は高齢者に限られているため、若い世代や中年層でも同じことが起きるとは言えません。
そして注意したいのは、今回使われたのは一般的な1日量のマルチビタミン・ミネラルであり、「たくさん飲めばもっと効く」ことを示した研究ではないということです。
今後は、今回見つかったDNAレベルの変化が、認知機能、がん、白内障、心血管疾患といった実際の健康結果とどう結びつくのかを調べる必要があります。
研究チームも、試験終了後もこうした変化が続くのか、新しい老化指標でも同じ傾向が出るのかを追跡する方針です。
老化を止める特効薬はまだ見つかっていません。
ですが、毎日の栄養を整えるという地味な習慣が、細胞の時計の進み方にほんの少しブレーキをかけるかもしれません。

























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