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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
health

イヤホンが「感染症の温床」になる可能性、研究者が指摘 (2/3)

2026.03.13 07:00:08 Friday

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イヤホンが「耳の中の環境」を変えてしまう

問題となるのが、耳の穴をふさいでしまうタイプのイヤホンです。

インイヤー型イヤホンや補聴器、耳栓などは外耳道の入口を長時間ふさいでしまいます。

その結果、耳の中は温かく湿りやすい状態になります。

特に運動中にイヤホンを使用すると、汗によって湿度がさらに上昇します。こうした環境は細菌や真菌にとって繁殖しやすい条件です。

実際、2024年に行われた研究で、補聴器を使用する人と使用しない人の耳の細菌を比較。

その結果、外耳道が長時間ふさがれている補聴器ユーザーでは、耳の中の細菌の種類が少なくなっていることが確認されました。

細菌の種類が減ることは一見よさそうに思えますが、実はそうではありません。

微生物の多様性が低下すると、病原菌が入り込んだときに競争相手が少なくなり、感染が起きやすくなる可能性があるのです。

特に問題になるのがイヤホンの共有です。他人とイヤホンを使い回すと、細菌や真菌を直接耳に運んでしまう可能性があります。

加えて、イヤホンの装着は耳の自然な自浄作用を妨げることもあります。

耳垢が外へ移動する仕組みがうまく働かなくなり、耳の中に汚れや湿気がたまりやすくなるためです。

次ページ耳の健康を守るためのイヤホンの使い方

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