食欲は減るのに甘いものは増える?「気分」と脳の補償行動
その結果は興味深いものでした。
嫌いな音楽を聴いたグループでは、全体的な食欲はむしろ低下していたにもかかわらず、高糖質食品を選ぶ割合が大きく増加したのです。
実際に、約62%の参加者がグミなどの甘い食品を選択しました。
これに対し、好きな音楽のグループでは24%、音楽なしのグループでは38%にとどまりました。
一方で、好きな音楽を聴いた場合や音楽がない場合には、果物といった低糖質の食品を選ぶ傾向が強まりました。
さらに重要なのは、この違いが「どれだけ食べ物を見ていたか」では説明できなかった点です。
参加者はどの条件でも食べ物を長く見ていましたが、甘いものを選ぶかどうかは視線ではなく「気分」によって左右されていたのです。
研究者たちはこの現象を「補償的消費(感情的摂食)」として説明しています。
嫌いな音楽によって気分が悪化すると、脳はその不快感を打ち消すために、強い報酬をもたらす砂糖の多い食品を求めるようになります。
つまり、空腹だから食べるのではなく、「気分を回復するために食べる」という行動が引き起こされていたのです。
今回の研究は、私たちが何を食べるかが単なる空腹だけで決まるわけではなく、「耳にしている音楽」によっても左右されることを示しています。
もしダイエット中に甘いものがやめられないと感じたとき、その原因は意志の弱さではなく、周囲の音楽の理由の一つかもしれません。
逆に言えば、好きな音楽を選ぶことが、より健康的な食行動を後押しする可能性もあります。
日常にあふれる音楽が、知らないうちに私たちの「食べたいもの」まで変えている。
そう考えると、次に流れてくる一曲の選び方が、少し気になってくるかもしれません。

























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