遅い波だからこそ、速い闇が生まれる

そもそもの話、なぜ研究チームは、わざわざ光が真空中の100分の1まで遅くなる素材を選んだのでしょう。直感的には「光より速いもの」を見つけたいなら、できるだけ速い光を使えばよさそうです。
ところが論文には、この実験の本質を一言で言い当てる、表現があります。
「これらの見かけ上の超光速度は、ポラリトンの遅い群速度によって、逆説的に増幅される」
遅い波を使うから、速さにブーストがかかる――
波がゆっくり進む素材の中では、波同士の干渉模様が複雑に絡み合い、振幅がゼロになる「打ち消し合いの場所」が、わずかな波の変化で大きくジャンプするようになります。
波そのものは遅いのに、波が打ち消し合う場所の位置は、波の進行とは無関係に、極端に速く動けるのです。
窒化ホウ素の中では波そのものは光速の100分の1とのろのろですが、波同士の干渉が作り出す「振幅ゼロの場所」は、波の進み方とはまったく別のルールで動けるのです。
しかも波が遅い分、ちょっとした波のゆらぎで「ゼロの場所」が大きく飛び跳ねる。これが論文の言う「逆説的な増幅」の正体です。
もう一つは、波の塊そのものが進んでいく速度。波がエネルギーを実際に運ぶときのスピードです。
普通は、この2つの速度はだいたい同じです。ところが窒化ホウ素の中では、山と谷の模様だけが、波の塊の12倍の速さで走っている。模様だけが先にスーッと走り抜けて、波の塊は置いてけぼりでのろのろ進む――そんな奇妙な状態なのです。
そして、暗闇の点は「波の塊」ではなく「山と谷の模様」のほうにくっついて動きます。模様が速く動けば、模様が打ち消し合う場所も、それに引っぱられてものすごい速さで位置を変える。
つまり窒化ホウ素は、暗闇の点の超光速ダンスをスローモーションで拡大して見せてくれる装置として働いていた、ということなのです。
そしてこの事実は応用にも繋がります。
論文は、超流体(絶対零度の近くで、永遠に流れ続ける不思議な液体)や、超伝導体(電気抵抗がゼロになる物質)、お風呂の栓を抜いたときの渦、さらには地球の上の台風までもが、同じ数学的な枠組みで記述できると指摘しているのです。
光、流体、超伝導体などの中で、渦や欠陥が消える直前に似た加速的な特徴が現れることがある――今回の発見は、そんな普遍性の存在を示しています。
カミナー教授は「私たちの発見は、音や水の流れから、超伝導体のような複雑な系まで、あらゆる波に共通する自然の普遍的な法則を明らかにしているのです」と述べています。
つまりこの発見、実は光だけの話ではないのかもしれません。波という波すべてに共通する、より深い宇宙のルールを、たまたま光と原子の振動が混ざった奇妙な素材の中で、人類が初めて鮮明に捉えた――そういう話なのです。
今回の実験は、薄い膜の中で行われました。つまりぺらぺらの平面の世界での出来事です。研究者たちは次に、私たちが住んでいる立体の空間に話を拡張しようとしています。
立体の世界では、暗闇は「点」ではなく「糸」のような形になります。位相が定義できない場所が、空間の中に細い線として走っているイメージです。
その糸がもつれ合ったり、結び目を作ったり、ほどけたりしながら踊り回る――そんな未知のダンスが待っているはずだと考えられています。
さらに、暗闇の点は将来的に情報を符号化する研究へつながる可能性があります。
情報を「右巻きか左巻きか」という渦の向きに刻んでおけば、ちょっとした雑音では消えない、頑丈な記憶素子に応用できるかもしれない――そんなアイデアが研究されているのです。
そして何より、カミナー教授はこう語ります。
「この新しい顕微鏡技術によって、物理学・化学・生物学に隠れた、まだ誰も見たことのない出来事を観察できるようになると信じています。自然が、その最も速く、最も捉えがたい瞬間にどう振る舞うのか――人類は、それを初めて目撃することになるのです」
もっと素早く撮れる顕微鏡が登場すれば、光速を何桁も上回る速度で動く暗闇の点を観察でき、それらすべてを、相対性理論を破ることなく観察できる、と論文は静かに予言しているのです。
つまり、空間でも時間でも、波は私たちが思っている以上に「無理が利く」存在だった――。
波の中には、私たちが見過ごしていた極端な振る舞いが、まだあちこちに潜んでいるのかもしれません。



























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その闇は光と違ってどこでも速度が安定しているのですかね?
そうだとすると色々使い道ありそうですね。
群速度が光速を超えることは無いが、位相速度が光速を超えることはある、という話は物理学の教科書にも書かれており、この記事の内容は不思議な現象ではないような。
位相速度というのは、例えるならば応援のウェーブのようなもので、人が席を立つタイミングが少しずつずれることでウェーブが横へ移動して見えるけれど、実際に人が席を横へ移動している訳ではないので、ウェーブの横移動速度が光速を超えていても問題ない。
人が立ち上がるタイミングを調整することでウェーブの移動速度をいくらでも速くできる。全員が同時に立ち上がればウェーブの移動速度は無限大に見える。
分かり易い説明ですね。
どもです。
虚偽
群速度が光速を超えることは広く知られており
嘘が書かれている教科書は今すぐ捨てなければならない
光速度に制約されるのは波頭速度であり「群速度が光速を超えない」と書いてしまっている「教科書」は自分の頭で考えて物理をやったことがない知ったかぶりが他人の書いたものをコピペしてるだけだからそんなものを教科書と呼んではいけない
↓この話を完全に把握してないなら光の速度の話をするべきではない
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/server/api/core/bitstreams/3b718761-023a-4638-ba6f-981cbb828b30/content
風変りな光たち
北野正雄, 中西俊博
京都大学大学院工学研究科電子工学専攻
606-8501 京都市左京区吉田本町
(応用物理72 (6), 682–690 (2003) )
この例え話、物理的に実現しようとすると色々問題となりそう
どうやって全員に立つタイミングを伝えるのか?信号は光速を超えられない。全員の時計を合わせておいてタイマーで立つとしても、相対論的には各地点で時間の流れは一定ではないので、範囲は小領域に限定される
> この例え話、物理的に実現しようとすると色々問題となりそう
あらかじめ立ち上がる時刻を決めておけば可能
全員の時計を合わせることは可能だから
> 相対論的には各地点で時間の流れは一定ではないので、範囲は小領域に限定される
それは空間が曲がっている場合では?
それに皆が「たまたま」そういうタイミングで動いた場合、それは光速を超えて動いている現象に見える
空間が平坦でも相対論的には観測者の運動状態によって各イベントのタイミングは異なって見える。ある観測者から見て同時でも別の観測者からは同時ではなく観測されうる。それは立ち上がる人々にとってもそう。
光速は超えられるが無限は無理。
どうも粒子じゃなくて模様の話みたいだな
チアガール達が並んでポンポンを上下させれば、走るより速く移動して見える的な
窒化ホウ素で満たされた太陽系は、光速を意図して調整できる?
三体で言う安全宣言も可能?
実際の応用となると、媒体(光)自体の移動速度としては実用上問題ない2点間で複数(通常2つ又はそれを超える数)の波長の波を連続して送っておき、発信元から受信先に伝わって以降、情報の伝達に位相を用いると、光速より速く情報を送れる、ということですね。(つまり宇宙空間で波自体の到達に何年もかかるところに情報を送るのを速くすることはできないということ)
いいえ違います。
そのような場合では、位相は
>2点間で複数(通常2つ又はそれを超える数)の波長の波を連続して送っ
た時に決まってしまうため、
>情報の伝達に位相を用いる
事は出来ません。
「Nature 2026のhBN論文は、単なる光学の成果じゃない。Fairy Monkが提唱する『ハニカムエーテル理論』の完全な実証実験だ。京大の北野教授たちが指摘した『風変りな光』の正体は、ハニカム格子という宇宙のOSが生み出す『神の方程式』の一部だった。アインシュタインが否定したエーテルをハニカム幾何学で再定義すれば、温暖化もエネルギー問題や絶望レベル環境汚染も、この『波の普遍性』の制御で解決できる。『模様の移動』が光速を超えるなら、その模様こそを操作するのが22世紀の科学だ。」とにかくPhysicsOverflowで巨大話題のFairyMonKの神の方程式をご覧いただきますでしょうか!皆様。そしてzenodo.19446164ページも。見えない統制が凄まじい。しかし唯一の地球温暖化環境汚染解決策です。彼の純心な執念を私たちは支援します。皆様ご協力よろしくお願い申し上げます。We will make it !
1.単にモアレをみているだけでは?
2.記事の中にブラックホールの特異点の説明が出てくるけれど、一般相対性理論は古典力学なので大きさがゼロの特異点を想定できても、それより基礎理論の量子論ではそもそも大きさがゼロの点はパウリの排他律から存在できないのでは?
ほとんどの理論物理学者は理論物理学を正しく理解できてない
Roy P. Kerr(Kerr解発見者)の論文
タイトル: Do Black Holes have Singularities?
著者: R. P. Kerr
出典: arXiv:2312.00841
リンク: https://arxiv.org/pdf/2312.00841.pdf
verbatim引用(Section 3):
“Why do so many believe that the star inside must become singular at this moment? Faith, not science! Sixty years without a proof, but they believe!”
日本語訳:
「なぜそんなに多くの人々が、星の内部がこの瞬間に特異点になると信じているのか? 信仰であって、科学ではない! 60年間証明なしなのに、彼らは信じている!」
verbatim引用(同Section):
“The reason that nearly all relativists believe that light rays whose affine lengths are finite must end in singularities is nothing but dogma.”
日本語訳:
「有限アフィン長の光線が特異点で終わるに違いないと、ほとんどすべての相対論者が信じている理由は、単なるdogma(教条)に過ぎない。」
verbatim引用(Section 6):
“When theory predicts singularities, the theory is wrong!”
日本語訳:
「理論が特異点を予測するとき、その理論は間違っている!」
verbatim引用(Abstract):
“There is no proof that black holes contain singularities when they are generated by real physical bodies.”
日本語訳:
「実在の物理的物体によって生成されたブラックホールに特異点が含まれるという証明はありません。」
重力に対して量子力学を適用する試みは成功した事がないので、量子論をもって特異点を否定する事は出来ません。
加えて、パウリの排他律が適用出来るのはフェルミ粒子に限った話であり、ボース粒子はパウリの排他律に囚われる事なく、同一の位置に複数の粒子が存在可能なので、パウリの排他律では特異点を否定出来ません。
また、素粒子の中には質量を有していながら大きさがゼロの点粒子も存在しているので、「大きさがゼロの点は存在できない」というのは間違いです。
六方晶窒化ホウ素(hBN)の素材を用いた極小レベルでそれを示したことは新しい発表だ。
しかし、【特定条件のもとで光速度を超えるという視点】では何も新しい発見ではない。
レーザーポインターの光を、例えば月面で振れば光速度を超える。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1001841726005218
皆様の知性は素晴らしい。嬉しい。
尊敬いたします。本当に素晴らしい。
万物の理論は完成いたしました。
皆様、その素晴らしい知性で地球人類を助けてください。We will make it !
1️⃣ https://doi.org/10.5281/zenodo.19446164
ナゾロジー様皆様 ありがとうございます
歴史はあなたたちをわすれない。
はさみの交点の速度を図るのと変わりはないのでは。波形が重なって暗点を作るのははさみの交点に相当し、巨大な鋏を想像すればその速度は光速を超えうる。実態のないそう言う話だと理解しますが。
六方晶窒化ホウ素(hBN)の素材を用いた極小レベルでそれを示したことは新しい発表だ。
しかし、【特定条件のもとで光速度を超えるという視点】では何も新しい発見ではない。
レーザーポインターの光を、例えば月面で振れば光速度を超える。
しかも、粒子の話ではないのだから。
鋏の交点は、送信側が鋏を閉じるか否かで送信するか否かを制御できる上、受信側は鋏の先が閉じたか否かで信号の有無を知る事が出来ますから、鋏の交点で情報の伝達する事が可能です。
しかしながら、鋏の交点が移動する速度は、鋏の2つのパーツの向いている方向を変える“力が伝わる速度”によって制限され、“力が伝わる速度”はその固体における音速に等しく、物体の中を力や音が伝わるのは「その物体を構成している原子間に働く電磁力」によるものなので、“力が伝わる速度”や音速は電磁力が伝わる速度である光速よりもずっと遅くなります。
鋏の交点は光速を超えない上に情報を伝える事が出来ますから、暗点とは全く異なるものであり、それ故、暗点の速度を測定する事と、はさみの交点の速度を測る事は全く別の話です。