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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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「太陽の死で地球が呑み込まれるとは限らない」新研究で判明 (3/3)

2026.06.30 17:00:31 Tuesday

前ページ最新モデル「水星と金星は死ぬが、地球は生き残るかも」

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地球が生き延びても、生命は?

恒星「L2 Puppis」は、太陽に近い初期質量を持つAGB星で、周囲には塵の円盤があり、巨大惑星または低質量の褐色矮星の候補も報告されています。

この星の質量損失を未来の太陽の参考にすると、地球は太陽の膨張からぎりぎり外側へ逃げられる可能性が高いと考えられます。

ただし、L2 Puppisの質量損失率にも推定の幅があり、観測だけで完全に決着をつけるにはまだ情報が足りません。

そのため、今回の研究は「地球は必ず生き残る」と断定するものではありません。

より正確には、「最新の潮汐モデルと現在得られている観測的手がかりを合わせると、地球は太陽の巨星段階を生き延びる可能性がある」と示した研究です。

そしてもう1つ、忘れてはいけない点があります。

たとえ惑星としての地球が残ったとしても、地球上の生命が必ずしも残るわけではないことです。

太陽が巨星段階へ入るよりはるか前に、太陽の明るさは増し、地球表面の環境は生命にとって厳しいものになると考えられます。

つまり今回の話は、「未来の地球に生命が住み続けられるか」ではなく、「岩石惑星としての地球そのものが太陽に呑み込まれずに残るか」という問題なのです。

太陽の死は、地球にとって終わりを意味するのか。

今回の研究は、その答えが単純な「はい」ではないことを教えてくれます。

地球の最終的な運命は、太陽がどれほど膨らむかだけでなく、どれほど急速に軽くなるか、そして老いた恒星の内部でどれほど強い潮汐が働くかに左右されます。

私たちの足元にあるこの惑星は、生命の舞台としてはいつか終わりを迎えるでしょう。

しかし惑星そのものとしては、太陽の死をくぐり抜け、白色矮星となった太陽の周りを静かに回り続ける可能性があるのです。

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