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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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水に溶けたウランを「固体化」させる細菌の能力を新発見 (2/3)

2026.07.13 12:00:21 Monday

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細菌パワーで、水に溶けたウランが96%減少

実験開始時、坑内水には1リットルあたり約1ミリグラムの6価ウランが溶けていました。

ところがグリセロールを加えて細を活性化すると、130日後には0.04ミリグラムまで低下しました。

水中の6価ウランが、約96%も減少したことになります。

一方、グリセロールを加えなかった試料での減少は約25%、細菌を死滅させてからグリセロールを加えた試料では約36%でした。

対照実験でもウランが多少減っているのは、容器の表面や水中の鉱物粒子などに吸着したためと考えられます。

しかし、生きた細菌とグリセロールを組み合わせた試料で最も大きく減少したことから、細菌群集の活動がウランの固定を強く促したと判断できます。

実験を進めると、水中には黒い沈殿物が現れました。

電子顕微鏡で調べたところ、細菌の表面にはウランを含む、ごく小さな粒子が集まっていました。

こちらが、細菌の表面に形成されたウランの微小粒子の画像

その大きさは、おもに直径2~3ナノメートルです。

1ナノメートルは100万分の1ミリメートルなので、肉眼では到底見えない小ささです。

分析の結果、4価ウランは「ウラニナイト」と呼ばれる鉱物のナノ粒子になっていました。

さらに、ウランが鉄や酸素と結びついた「FeU(V)O₄」という別のナノ粒子も形成されていました。

つまり、細菌はウランを食べて消してしまったのではなく、化学状態を変化させ、細胞表面や沈殿物の中に固定していたのです。

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