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人の性格は思っている以上に変化する / Credit:Canva
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人の性格は「思っている以上に変わる」と判明 (2/2)

2026.08.04 06:30:37 Tuesday

前ページ私たちは「性格だけは変わらない」と思い込んでいる

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外向性や誠実性は人生の中で大きく動いていた

一般の人への調査では、ビッグファイブは健康、自尊心などの心理的特徴、経済、余暇や社会活動の各領域よりも、変化が少ないと評価されました。

特に外向性と神経症傾向は、比較された性格以外の20項目すべてより、変わりにくいと見なされていました。

しかし実際のデータでは、15歳から90歳にかけて外向性、神経症傾向、開放性が平均的に低下し、協調性と誠実性は上昇していました。

中でも外向性は大きく低下し、32項目の中でも変化の大きい項目の一つでした。開放性も同様に、上位10項目に入るほどの変化が見られました。

途中の増減まで含めて見ると、誠実性は特に大きな変化を示し、32項目中5位に入っていました。

これは誠実性が一方向にずっと上がり続けたという意味ではなく、人生の中で上がったり下がったりを繰り返しながら、全体として大きな動きがあったことを示しています。

ちなみに、性格以外の27項目のうち、誠実性よりも累積的な変化が大きいものはありませんでした。

たとえば、収入は「上がる時期」と「下がる時期」があっても最終的にはある程度の範囲に収まることが多いですが、誠実性は若い頃から高齢期にかけて少しずつ上がったり下がったりを繰り返しながら、長い目で見ると大きな変化の積み重ねになっていたのです。

また、人々の予想は全体として完全に外れていたわけではなく、変化の大きい項目と小さい項目の関係は、実際のデータともある程度一致していました。

それでも主要分析では、ビッグファイブの5特性すべてについて変化が過小評価されていました。

今回の研究は、過小評価する理由を直接検証したものではありません。

ただ研究者たちは、「本当の自分は変わらない」という文化的な考え方や、一度作った人物像に合う行動ばかりを見つけやすい認知の偏りが、性格を固定的に見せている可能性を論じています。

ただし、示されたのは欧米4カ国における集団平均の変化です。

全員が同じ方向に変わることや、望んだ性格へ自由に変えられることを証明したわけではありません。

それでも、「大人になれば性格は固まる」という見方は、現実よりも人間の変化を小さく捉えているようです。

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