約37万人に聞いた「果物、どれくらい口にしていますか?」

果物は、食物繊維やカリウム、ビタミンCを取るための大切な食べ物です。
ところがアメリカでは、80%近くの人が果物のおすすめの量を満たしていません。
アメリカの食事の指針(2020〜2025年版)では、生・冷凍・ドライ・缶詰の果物に加えて、果汁100%のジュースも「果物」の仲間に数えられています。
実際、人々が申告する果物の摂取のうち、丸ごとの果物はおよそ半分で、残りの半分はジュースや甘い飲み物、ダイエット飲料などから来ているといいます。
つまり同じ「果物」でも、かじって食べるか、飲んで取るかで、取り方が大きく2つに分かれているのです。
そこで研究チームは、この2つの取り方が、心臓や血管の病気(心血管疾患)やその危険因子を持つ人と持たない人とで違うのかを調べました。
使ったのは、アメリカで行われている電話による健康調査の2019年のデータで、18歳以上の37万1038人分です。
参加者は、医師や看護師などから高血圧、高コレステロール、心臓発作、狭心症などの心臓病、脳卒中と言われたことがあるかに答えています。
あわせて、「ジュースを除いて果物をどれくらい食べたか」と「砂糖を加えていない果汁100%ジュースをどれくらい飲んだか」も尋ねています。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(果汁100%フルーツジュースの落とし穴?健康のために飲んでいるつもりでも体重増加と関連)
研究チームは答えを1日あたりの回数にそろえ、病気や危険因子が「ある人」と「ない人」のあいだで比べました。
さらに、年齢や学歴、収入、喫煙といった違いの影響を差し引いても、同じ差が見られるかも確かめています。






















