赤ちゃんの耳を楽にする対処法をご紹介
そんな過酷な試練から赤ちゃんを守るため、離着陸時に「鼻をつまんで、息を吹き込む」という裏ワザがある。また、ガムを噛んだり、あくびをしたり、ストローで飲み物を飲んだりするのも効果的だそう。
とはいえ、赤ちゃんにそうしなさいと言ったところで無理な話だ。
代わりに、離着陸時に赤ちゃんを起きた状態にして哺乳瓶をくわえさせることが大切だとベア氏は説明している。また、おしゃぶりをくわえさせたり、おっぱいを与えたりするのも効果があるそうだ。
飛行機の旅が赤ちゃんに与える負担は想像以上のものですが、痛みはあくまでも一時的なもので数分以上続くことはないそうだ。時間は掛かるものの耳管が徐々に開いて、中耳腔内の圧力が調整されるそうなのでご安心を。
赤ちゃん自身の不快感を軽減するために裏技を試すのは良いことだが、まずは公共交通機関での赤ちゃんの泣き声を非難するような社会の不寛容さこそが見直されるべきなのかもしれない。子どもは社会の宝であり、泣くことは赤ちゃんの大事な仕事なのだから。