7.動物もプラセボ効果を経験する
治療の効果を比較するために、人間での実験と同様に、動物実験の際に偽薬を用いることも行われています。そして多くの研究者は、動物にもプラセボ効果による反応があることを報告しています。
たとえば、犬における抗てんかん薬や、馬の筋硬直における食事介入などの報告があります。ここで注意したいのが、プラセボ効果が動物ではなくその「飼い主」に対して発生しているらしいということです。飼い主が治療の効果を信じていれば、それが動物に対して直接的に伝わると考えられるのです。
2019.05.06 08:01:44 Monday
治療の効果を比較するために、人間での実験と同様に、動物実験の際に偽薬を用いることも行われています。そして多くの研究者は、動物にもプラセボ効果による反応があることを報告しています。
たとえば、犬における抗てんかん薬や、馬の筋硬直における食事介入などの報告があります。ここで注意したいのが、プラセボ効果が動物ではなくその「飼い主」に対して発生しているらしいということです。飼い主が治療の効果を信じていれば、それが動物に対して直接的に伝わると考えられるのです。
Amazonお買い得品ランキング
心理学のニュースpsychology news
もっと見る真冬の女子高生はなぜ生足でも平気なのか? 我慢だけではない心理メカニズム
【俺なんて大したことない】自分を過小評価する「インポスター症候群」とは?
人気の16タイプ性格診断「MBTI」が科学的根拠に乏しいと言われる4つの理由
先延ばし癖を減らすための簡単な思考法とは?東大が調査
ポリコレ・DEIに賛同する人も、ゲームプレイでは「セクシーなキャラ」を選ぶ
役立つ科学情報
最高級のお香「龍涎香」はマッコウクジラのうんち? いい匂いがする理由とは
砂漠の「昼夜の気温差」が激しいのはなぜ? 動植物の涙ぐましい生きる工夫
注目の科学ニュースpick up !!
「ありえない」粒子の実在性が示される:フェルミオンでもボソンでもない
【2人に1人が盲目】サハラ砂漠に存在する「盲目の部族」
人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」