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Netflixと共存できそう。動画配信による映画館の興行収入に意外な効果が判明 (2/2)

2019.04.13 Saturday

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監督が「劇場公開」を選ぶ理由

とはいえ、ネットフリックスと映画館オーナーとの間に、まったく緊張関係がないわけではありません。ネットフリックスは、劇場運営者たちが希望している期間を待たずに、動画をストリーミングで流してしまうことで知られているのです。

一般的には、ハリウッドのスタジオやアマゾンさえもが90日間の劇場公開期間を設けており、この期間では映画は劇場のみで公開され、ビデオオンデマンドやストリーミングサービスは利用できないこととなっています。無論、この期間が長いほど、映画館のオーナーは稼ぎやすくなります。

Credit: pixabay

しかし、映画製作者や映画館のオーナーが、劇場での映画公開を望むのは経済的な理由だけではありません。映画『クレイジー・リッチ!』の監督ジョン・チュウは「私たちは『クレイジー・リッチ!』の公開を劇場にするのか、ネットフリックスにするのかを決めなければなりませんでした。こうした選択を前に迷ってしまう人もいると思いますが、私たちの答えは決まっていました」と語ります。

「もしグローバルな規模のカルチャーに影響を与え、すぐに話題になりたいのであれば、私たちの映画をリリースする方法は1つしかないと思っていました。それは劇場での公開です」

シアターでの映画放映と、家でのストリーミングサービス。生産者と消費者の両方がそれぞれにメリットを感じているからこそ、この2つはうまく共存できるのでしょうね。

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reference: cnbc / written by なかしー

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