他の小学校にも浸透中
Haapasaari氏のアイデアに触発されて、他の小学校でも「読書犬」の導入が開始されている。まだフィンランド小学校教育の公式なカリキュラムとして認定されてはいないものの、ヒルマ以外にもすでに数十頭の「読書犬」が誕生しているようだ。
Hovirinta小学校の特別支援クラスを受け持つHeidi Puputti氏も「子どもの緊張をほぐして、集中力を高めるのにとても効果的」だとヒルマを絶賛している。
「普段落ち着きがない子どもたちも犬に読み聞かせる際はとても穏やかになるんです」と満足気だ。