「読書犬」に最適な「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」
読書犬の犬種は今のところ、すべて「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」だ。
理由としてHaapasaari氏は「彼らの穏やかな性格と抱きしめたくなるような見た目は子どもに最適です。それから性格に反して体のサイズがとても大きいので、聞き手としての威厳と風格もしっかり備えています」と指摘する。
同学校ではヒルマ以外にも同種の「ヴィリヨ」が活躍している。ドニータは「ヴィリヨはとってもいい子よ。いつも静かに話を聞いてくれるの」と話す。
フィンランドでは「読書犬」ブームが着々と拡がりつつあり、老人ホームや障害者施設にも出張しているそうだ。Hovirinta小学校の近くにある町では犬以外の動物も聞き手として登場し始めている。
その名も「読書ウシ」だ。
やや暴走気味ではあるが、子どもたちは学校や図書館ではなく、農場での読書という変わった体験を楽しんでいると言う。
どこまでエスカレートするか分からないが、「読書インコ」は茶々入れしてきそうなので却下かな……。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/27346