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北斗七星近くの星が別の銀河からやってきたことが判明 (2/2)

2019.05.13 Monday

前ページ化学的性質が異なるのは出身地が違うから

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生粋の「天の川銀河出身」はどれだけいるのか…?

過去の研究では、天の川銀河が周囲の小さな銀河と次々に衝突し、それらを吸収しながら形作られてきたことが明らかになっている。

天の川銀河の中央の膨らみは、およそ100億年前に起きたソーセージ型の矮小銀河との衝突でできたと考えられている。大量の星が流入したことで、天の川銀河の中心が膨らんだのだ。

Credit: kobaken++ on Visual hunt / CC BY-NC-ND

この先、天の川銀河にはさらに大きな衝突が起きる可能性もある。現在、天の川銀河は別の渦巻銀河である大マゼラン雲に衝突するコースを突き進んでいる。衝突まで少なくとも20億年を要するので、当面は心配無用だが…。

研究チームは、どれほどの数の星が、そして具体的にどの星が、生粋の「天の川銀河出身」かを調べることは至難の業だと語っている。

夜空にきらめく天の川の星々はもしかしたら、さまざまな別の銀河からやってきた「よそ者」の集まりなのかもしれない。

【5.15、5.16 修正】
記事タイトル及び内容に一部誤りがありましたので、修正して再送いたします。

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/19188

reference: futurism, livescience / written by まりえってぃ

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