小中学校に「昼寝タイム」の導入を
研究チームは小中学校に、「昼寝タイム」の導入を推めたいとしている。導入には費用も掛からないし、下校時間を少し遅らせさえすれば授業時間を減らす必要もない。
さらに興味深いことに、教育レベルの高い両親を持つ子どもは、教育レベルの低い両親を持つ子どもよりも、たくさん昼寝をすることも分かった。その要因については、今後調査を進める予定とのことだ。
子どもに昼寝をさせるかどうかには、その地域の文化や個人の考え方が大きく影響する。研究チームは、昼寝の導入を世界的スケールに発展させることの可能性を探りたいと考えている。
「寝る子は育つ」は、確かのようだ。