
Point
■ハーバード大学の遺伝学者ジョージ・チャーチ博士が、人体に突然変異を起こす可能性のある遺伝子のリストを作成
■その中には、痛みへの無感覚化や長時間潜水の能力、放射能への耐性をもたらす遺伝子まで存在している
■ホーキング博士は生前、ゲノム編集技術の進歩によって「遺伝子格差」が生じる可能性を指摘していた
ミュータントの誕生は近い?
現在ハーバード大学の遺伝学者ジョージ・チャーチ博士が、人体に突然変異を引き起こす可能性のある遺伝子のリストを作成している。
このリストをもとに遺伝子操作を行えば、人の寿命を人工的に伸ばしたり、超人的な力をもたらすことも可能だという。
博士本人はまだ海外メディアの取材にも応じておらず、このリストが研究の参考になるものなのか、それとも冗談半分にまとめたものなのかは分かっていないようだ。
何だかマッドサイエンティストの匂いがしてくる。
超人を作るゲノム編集とは
人体に遺伝的な変異を起こすにはゲノム編集を行う必要がある。
ヒトのDNAには個人の遺伝子情報がすべて記録されており、人体の設計図ともいわれる。この遺伝子情報の全体をまとめてゲノムと呼び、先天的な特徴はこのゲノムによって前もって決められている。

そしてこのゲノムを目的に合わせて改変することをゲノム編集という。例えば病気の原因となる遺伝子を取り除くことで、健康な子どもを作れるといわれている。
さらに人体を強化する遺伝子を組み込めば、超人を作り出すことも可能なのだ。



























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