animals plants

赤ちゃんを生きたまま食らうハムスターの母親、原因は身近なものに… (2/2)

2019.08.03 Saturday

前ページ原因は人間による農地拡大

<

1

2

>

世にも恐ろしい「ビタミンB3不足」

そこで研究者たちは、ハムスターの食糧を「小麦」と「トウモロコシ」に分けて実験を実施。すると結果は、一目瞭然でした。

「小麦」を食べたほとんどのハムスターが子どもを離乳させられたのに対し、「トウモロコシ」を食べたハムスターのほとんどは、自らの子どもを食らっていました。

また別の実験では、ハムスターの1グループのトウモロコシにビタミンB3を加えました。すると、ビタミンB3を摂取したハムスターのグループにおいて、子どもの共食い行動がなくなったことが分かったのです。

Credit: pixabay

ハムスターの共食いは、人間が農地をいたずらに拡大する以前にはみられない行為でした。確かにこのハムスターの異常行動はおぞましいものですが、そのきっかけとなった行動が私たち人間のものであることを忘れてはいけません。

死んだはずの木が「ゾンビ」のように生き続ける不思議な現象

reference: indianapublicmedia / written by なかしー

<

1

2

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

動物のニュースanimals plants news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!