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星が死ぬ時の「断末魔」を捉えた最新画像が美しすぎる (2/2)

2019.07.05 Friday

前ページ窒素と泡の間のマグネシウム

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ハッブルが備えた「広視野カメラ3」のお手柄

今回この画像の撮影に成功できたのはまったくもって、近紫外線の領域まで見ることができるハッブル宇宙望遠鏡の最新カメラのお陰だった。

「我々はこれまで、りゅうこつ座η星噴出堆積物のほとんどを理解できていると考えていました。ところが、今回新たに撮影された紫外線画像はこれまでのものと驚くほど異なり、可視光画像・赤外線画像のどちらでも見ることのできなかったガスの存在を暴き出しました」と、研究チームは語っている。

今後は、原始星や他の超新星を含む天体が噴出する、これまで分かっていなかったガスの正体を明らかにするため、この技術を活用できるはずだと、天文学者らは期待を膨らませる。

星雲内部の様子を実際に見ることはできないため、りゅうこつ座η星が最終的にいつ寿命を迎えるかはまったく分からない。それは明日かもしれないし、1万年後かもしれない。人類がまだ存在しているうちに起きればいいのだが…。

それにしても、輝く宝石のように美しい画像だ。壁紙にぴったりの高解像度バージョンもあるので、興味のある方はぜひお試しを。いつも心にりゅうこつ座η星を輝かせることができるかも。

【欧州宇宙機関HP】
https://www.spacetelescope.org/images/heic1912a/

2次元でも生命は存在できる! 物理学者が新説を発表

reference: sciencealert / written by まりえってぃ

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