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話題のベテルギウスの明暗を捕らえた! 最期に爆発する星って、実はレアなの知ってた? (3/4)

2020.02.03 Monday

前ページ変光星としてのベテルギウス

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星の寿命は何によって決まるのか?

星を見ていると、さまざまな色の違いがあります。

筆者は子どもの頃、星は年をとるにつれて青から赤くなっていき、青い星は温度が高くて若く、赤い星は温度が低いと知りました。よって、赤い星を見ると、残りの寿命が短いんだな…と思っていました。

でも、そもそも星によって元から持っている寿命の長さは違い、一概にそうとは言えないのです。

星はガスが重力で集まって形成されます。中心に向かってガスがどんどん集まるいっぽう、ガスの圧力は外側に向かい、両者が釣り合うために球形を保ちます。

つまり、重い星ほど大きな重力エネルギーを持つために熱エネルギーも大きくなり、明るい星になるというわけです。

そして、星はどれくらいのガスが集まって星になったか(質量)によって、寿命が異なります。

重い星:高温で明るく、寿命が短い

軽い星:低温で暗く、寿命は長い

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Credit: Ohio State University Astronomy 1144: Introduction to Stars, Galaxies, and Cosmology(Graphic by R. Pogge)

具体的に言うと、質量が太陽くらいの星の寿命は100億年。それが、太陽の10分の1くらいの質量だと1兆年と長生きに、太陽の10倍くらいの質量だと1000万年ほどの短命になるのだとか。

一気にばっと燃え上がるか、じわじわと時間をかけて燃えていくか。星でも燃費について考えることになるとは…。

画像
Credit: depositphotos

次ページ星の最期は3つ。実はほとんどは爆発しない!?

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