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まるで現代彫刻。火星表面のアートな画像が公開される (2/2)

2020.05.15 Friday

前ページ水が存在する場所としても注目される

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彫刻のような美しさのワケは?

こちらの画像は、MROに搭載されているレーザー高度計・MOLAの測定データから得た火星表面の地形図です。

MOLAは、火星表面にレーザーパルスを照射し、光の跳ね返りにかかる時間を計ることで高さを割り出します。

画像
Credit: NASA/MOLA/USGS

右端の白線で囲われた場所が、メリディアニ平原のある場所です。

最初に上げた彫刻のような画像は、平原にある巨大な衝突クレーターの内部を写しています。クレーターの底部は、堆積物に覆われていましたが、時間の経過とともに風や水による浸食が進みました。

もともと堆積物自体が、層状に敷き詰められていたため、画像のような美しい段上が露わになったと考えられています。

MROはまだまだ現役で活動しており、今後もHiRISEとともに新たな火星画像を送り届けてくれることでしょう。

HiRISEの撮影した火星画像は、「MRO’s image catalog」から閲覧できます。

史上最高に油絵。木星の乱流を最高レベルの解像度で木星探査機ジュノーが激写!

reference: universetoday / written by くらのすけ

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