紙コップでレコードの仕組みをどうやって再現しているのか
今回話題になった動画では、紙コップに繋がれた装置でレコードの録音と同じ現象が起きていると考えられます。
紙コップでの録音の原理を説明すると、まず、少年の声によって紙コップが振動し、底の方に取り付けられた針を揺らします。
すると、針の振動によって、プラスチック製のコップに傷が刻まれ、振動が記録されるわけです。
プラスチック製のコップはろくろなど常時回転する台座に固定されていて、傷が重複してしまわないように工夫されています。
また、再生のときにはろくろを逆回転させることで、傷に沿って針が振動。その振動を紙コップが増幅させて音にしています。