太陽電池も全ての光を利用する必要はない
今回の研究によって、光への過剰暴露を防ぐことが、光合成を成功させる原動力であることがわかりました。
生物は非常にシンプルな方法を使って、光吸収量を制御し、ノイズを減らして適切なエネルギーを生産しています。
現在行われている太陽光発電においても、出力を増すことと同じくらい、ノイズを減らすことは重要です。
そのため今回の研究を応用することで太陽光発電の性能を向上させることが可能になります。
研究内容はアメリカ、カリフォルニア大学のトレバーB.アルプ氏らによってまとめられ、6月26日に学術雑誌「Science」に掲載されました。
https://science.sciencemag.org/content/368/6498/1490
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/62610
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