貯水・ろ過システムで生活水を供給
また、Ecocapsuleには雨水を収集・ろ過する機能が備わっています。Ecocapsuleの丸みを帯びた形状によって雨水を貯水タンクに溜めることが可能。
集められた水はフィルターシステムとLEDランプによって浄化されます。これにより99.98%の汚れが除去され、清潔な水が入手できるのです。蛇口には別のフィルターが取り付けられているため、飲料水は更に安全なものとなっています。
Ecocapsuleには3つの貯水タンクが備わっており、合計216リットル貯水可能です。雨水以外の外部水源(小川、湖)からも補充できるようになっており、これらもしっかりとろ過してくれます。
このように、Ecocapsuleには「自己完結」を考慮した発電・貯水ろ過システムが備わっているため、ほとんどのケースで外部供給・接続を必要としません。
そのため、Ecocapsuleは様々な場所やロケーションに設置可能です。
庭に設置して「離れ」として利用できますし、ビルの屋上、インフラ整備の整っていない大自然などに設置することも可能です。
レジャーやビジネスなどの様々なシーンで活躍することでしょう。
さらにトラックやヘリコプターなどで現地まで簡単に運べるため、居住可能になるまでの期間が短いことも大きな利点です。
現在、Ecocapsuleの価格は79900ユーロ(約960万円)とのこと。自分だけの小型別荘として設置すると便利で楽しいかもしれませんね。
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