「自分のクローン」を作りたい!と思ったことはありますか?
私はありません。気持ち悪くてしゃーないです。しかし想像してみるのは楽しいです。Youtubeチャンネル、“Life Noggin” がわかりやすく「実際に自分のクローンがいたら」を説明してくれています。
クローン動物の歴史は、1996年の「クローン羊」ドリーに始まります。
その後、ウシやウマなどのクローンが作られ、2018年には「クローン猿」もその仲間に。
しかし、クローン猿の成功率は1.6%と非常に低く、人への応用はまだまだ時間がかかりそう…。
でも!技術や倫理的な問題はともかく、もしあなたのクローンができあがったとします。本当に何もかもが、あなたの分身のように同じなのでしょうか?
答えは「ノー」。
実は全く異なる可能性があるんです。
なぜなら、あなたは胎児環境や、遺伝子の「オン・オフ」によっても影響を受けるからです。その結果、非常に不健康なクローンができあがる可能性があります。
実際に、多くの「クローン動物」において染色体が急速に収縮し、細胞が老化。脳、心臓、肝臓に疾患が現れ、免疫システムにも問題がありました。
つまり、あなたのクローンはあなたよりも断然、早死にしちゃうかもしれないんです!
さらに、性格だって全然違ってくる可能性があります。人の内面は、経験や生い立ちから大きな影響を受けるものです。
あなたが超いいヤツで賢かったとしても、あなたのクローンはウソつきで、子犬をイジメるヤツかもしれません。
どうでしたか?
クローンといっても、あなたと全く同じ個体を作ることは不可能。あなたが唯一無二の存在であることがわかります。さらに技術が進歩すれば、「完璧に近いクローン」を作ることができる日がくるかもしれません。だとしてもやはり、気持ち悪いので遠慮しておきたいものです。
via: youtube / translated & text by なかしー
関連記事