切り離し可能な「白鳥の頭」補助ボート
アヴァンガルディアの一番の特徴は、白鳥の頭である管制塔です。可動式の首によって高さや位置を自由に変更可能なので、、360度の視野を確保しながらメガヨット本体を操縦できるのです。
ちなみに白鳥の頭のデザインは、1970年代の日本の漫画にインスパイアされたとのこと。
さらにこの頭は管制塔としてだけでなく、補助ボートとしても活躍します。首を曲げて頭を水面まで降ろし、分離させることができるのです。
頭のボートも16メートルサイズなので、十分快適に過ごせます。
またアヴァンガルディアには母鳥に隠れる幼鳥のような乗客輸送用の小型ジェットカプセルが2隻搭載されており、利便性を向上させているようです。
アヴァンガルディアには「ブラックバージョン」も想定されています。こちらはまた別の美しさがあり、夜景に映えますね。
ラッザリーニ氏によると、アヴァンガルディアの造船費用は5億ドル(約530億円)であり、クライアントによる投資があれば現実のものとなるだろうとのことです。