レーザー照射で液滴を固める
毛髪よりも小さなマイクロロボットの開発は以前から進んでいますが、そのほとんどは円形や長方形などのシンプルな形です。
研究チームのレイチェル・ドハティー氏とダニエラ・クラフト氏は「3Dプリント技術の可能性を確かめるためにも、今回のような複雑な形状のものをつくった」と話します。
今回の3Dプリント技術には、特殊な液滴にレーザーを当てて目的の形に固める方法が使われました。
巧みに制御されたレーザーを照射して、液滴の下面から始め、上面へと層を重ねるように徐々に液滴を固めていきます。
こちらは、ボートと同等サイズの宇宙船をつくる様子です。
この技術により、他にも様々な形のマイクロロボットの作成に成功しています。