審判のツルツル頭がボールと認識される
しかし、今回の試合で、ピクセロットに予想外の難点が見つかりました。
ピクセロットに搭載された「ボールトラッキング・システム」が、ラインズマン(線審)のハゲ頭をボールと誤認識してしまったのです。
こちらがそのときの証拠映像。
動画はスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ(SPFL)の異議申し立てにより削除されました。
twitterではあるユーザーがその様子を投稿。
Inverness Caledonian Thistle don’t employ a cameraman as their camera is programmed to follow the ball throughout the match. The commentator had to apologise today as the camera kept on mistaking the ball for the linesman’s head… pic.twitter.com/LeKsc2bEj7
— Tom Cox (@seagull81) October 24, 2020
ゴール付近の攻防を撮ろうとするも、コート横の線審に向けてカメラが焦点を当ててしまっています。
ピクセロットの目には、本物よりも線審の頭がボールに映ったようです。
しかも、このせいで肝心のシーンが撮影されず、視聴者から「ゴールが決まる瞬間を見損なった」とか「審判は帽子を着用するべきでは」といった不満が寄せられました。
現在、イギリスを含むヨーロッパでは新型コロナ感染症が再拡大しており、スポーツ観戦もテレビ中継が基本となっています。
そのため、同クラブはピクセロットのシステムの見直しを進めており、もし改善困難であれば、審判の帽子着用が義務付けられるかもしれません。
しかし、今回の事件で一番傷ついたのはラインズマンの男性でしょうね…