AIが審判の頭をボールと認識
AIが審判の頭をボールと認識 / Credit: futurism
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自動追尾AIカメラが”審判のハゲ頭”をサッカーボールと誤認識、ゴールシーンを撮り逃す(イギリス) (2/2)

2020.11.02 Monday

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審判のツルツル頭がボールと認識される

しかし、今回の試合で、ピクセロットに予想外の難点が見つかりました。

ピクセロットに搭載された「ボールトラッキング・システム」が、ラインズマン(線審)のハゲ頭をボールと誤認識してしまったのです。

こちらがそのときの証拠映像。

【編集注 2020.11.16 17:30】
動画はスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ(SPFL)の異議申し立てにより削除されました。

twitterではあるユーザーがその様子を投稿。

ゴール付近の攻防を撮ろうとするも、コート横の線審に向けてカメラが焦点を当ててしまっています

ピクセロットの目には、本物よりも線審の頭がボールに映ったようです。

しかも、このせいで肝心のシーンが撮影されず、視聴者から「ゴールが決まる瞬間を見損なった」とか「審判は帽子を着用するべきでは」といった不満が寄せられました。

現在、イギリスを含むヨーロッパでは新型コロナ感染症が再拡大しており、スポーツ観戦もテレビ中継が基本となっています。

そのため、同クラブはピクセロットのシステムの見直しを進めており、もし改善困難であれば、審判の帽子着用が義務付けられるかもしれません。

しかし、今回の事件で一番傷ついたのはラインズマンの男性でしょうね…

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