リミッター解除の副作用は特になし
今回の研究で、細胞の安全装置の解除が老化したマウスの知力と精神をはじめとした複数の要因を活性化させ、若返ったかのような効果を発揮させることが明らかになりました。
ISRIBは投与後1日で効果を発揮し、一度の投与で3週間以上の効果あることが明らかになっています。
また心配されていた安全装置の解除による影響ですが、実験に使われたマウスたちには目立った副作用はみられなかったとのこと。
現在、ISRIBを用いた抗老化薬の開発は特許を先行取得した製薬会社(Calico)によって製品化が進められており、遠くない未来、製品化すると考えられます。
もしかしたら未来の世界では、ビタミンやミネラルのサプリメントに並んで抗老化薬のサプリが売られているかもしれませんね。