自然と暗い人格特性の関連を調査
これまでの研究により、人は自然と接することで「精神的に良い影響が得られる」と判明しています。
ファイド氏も次のように述べています。
「自然とのつながりが強い人は健康である場合が多く、自分自身や自分の体のことをよく認識できています」
「また他者への共感度が高く、ストレスや不安、抑うつ症状などが少ないと分かっています」
では、サイコパスを含む「本質的に暗い人格特性」をもつ人は、いわば性格を明るくする「自然」とどんな関係にあるのでしょうか?
この点を調べるため、研究チームはクラウドソーシングサイトを利用してイギリスの成人304人に対する調査を実施。
参加者は「都市、郊外、田舎」の3つの選択肢から、どこに住むのが好きか答えました。
また、自然とのつながりや、暗い人格特性のレベルが評価されました。
加えて、1回目の調査結果を確かめるためにイギリスの235人を対象にした2つ目の調査も実施したとのこと。