グラフェン強化コンクリートは世界の二酸化炭素排出量を2%削減する
グラフェン強化コンクリートを使用するなら、これまでと比べてはるかに少ない量で同様の強度を引き出せます。
コンクリート必要量が減るので、生産における二酸化炭素排出量とコストの削減につながります。
ネーションワイド・エンジニアリング社の調査によると、強化コンクリートが世界のサプライチェーン全体で使用された場合、世界全体の二酸化炭素排出量を2%削減できるとのこと。
また製造コストは約5%高くなりますが、必要な量が少ないため、全体として10~20%のコスト節約につながります。
5月初旬、イギリスの新しいジムの建造に、グラフェン強化コンクリートが世界で初めて使用されました。
このジムはいわば「生きた実験室」であり、今後、ジムの運営と同時に新材料の性能が監視されていく予定です。