歩行を外骨格装置で効率化する
2000年代初頭に開発された外骨格歩行装置のほとんどは、ユーザーの足に金属製フレームを取り付けたものでした。
ただし、これらの装置は重く、実際はユーザーが消費するエネルギーを増加させただけだったようです。
そもそも人間の歩行は非常に効率的です。
ですから、「いつ、どのように歩行に力を加えるとより効率的になるのか?」という疑問を解決するのは難しかったのです。
またその答えが分かったとしても、「外骨格の重量によってエネルギーコストが大きくなる」という課題もありました。

そのため外骨格歩行装置が本格的な成功を収めたのは2013年のベルギー・ゲント大学(Ghent University)に所属するフィリップ・マルコム氏らが開発した「足首用の外骨格」でした。
しかし、この装置を使うには絶えず電源につながっている必要がありました。
そして2015年には、当時アメリカ・カーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)に所属していたスティーブ・コリンズ氏らが、持ち運び可能で「電源が必要ないバネ型足首装置」を開発。
これは人間の動作からエネルギーを蓄えたり放出したりするもので、酸素摂取量の測定テストでは、「歩行時の代謝コストが7%減少した」と報告されています。




























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