あらゆる獲物をハントする「アメリカフクロウ」

アメリカフクロウ(学名:Strix varia)は主に森林性のフクロウで、周辺の開けた場所を狩り場とします。
基本的に日中は樹上で休息し、夜になると狩りに出かけたりします。
食性は動物食で、小型哺乳類から鳥類、カエル、カニ、昆虫類など、あらゆる獲物を捕食します。
主に枝にとまって待ち伏せし、獲物を見つけると飛び出して捕らえるのが彼らのハンティングスタイルです。
その一方で、巣の中で子育てをするメスは狩りに行く暇がないので、パートナーのオスが代わりに狩りをして、餌を巣に届ける習性があります。
そしてこのほど、米コーネル大学が12年以上にわたって運営する「ワイルドバーズ・アンリミテッド アメリカフクロウカム」に驚くべき光景が撮影されました。
なんとオスのフクロウがメスのために持って帰ってきたのは「カメ」だったです。
さすがのフクロウも頑丈なカメは食べられないのではないでしょうか?