ウィーンで“未知の脳炎”が名づけられた
嗜眠性脳炎は、1916〜1917年の冬にヨーロッパで目立ち始め、1915年から1926年ごろにかけて世界的流行に至ったとされています。
最初に詳細な報告を行ったのは、ウィーン大学の精神神経科で診療していた神経学者コンスタンティン・フォン・エコノモらです。
患者は髄膜炎、多発性硬化症、せん妄など疑い病名がばらばらでしたが、既知の病気の枠に収まりませんでした。
そこで決め手になったのが、病名にも入った「嗜眠」、つまり強い眠気です。
症状の幅は非常に広く、高熱、のどの痛み、頭痛、強い嗜眠、複視、反応の遅れ、睡眠リズムの逆転などが挙げられています。
重症例では無動性無言のように、意識があるのに動けず話せない状態に近づくこともあります。
さらに異常な眼球運動、筋肉痛や頸部硬直、精神症状なども報告され、子どもでは行動変化が強く出たという記載もあります。
まさに「脳のどこをどう巻き込むか」で顔つきが変わる病だったわけです。
当時の臨床像を語るうえで有名なのが、後年この病の後遺症患者を診た神経学者オリバー・サックスの記述です。
彼は患者が周囲を理解しているのに、椅子に座ったまま動かず、話さず、深い無関心に沈む様子を描写しました。
嗜眠性脳炎は「眠っている」だけではなく、「起きているのに生きている感じが薄れる」ような、奇妙な状態を生むことがあったのです。


























![[W.P.S.] 防水スプレー 除菌 抗菌 防汚 機能付き 大容量420ml 日本製](https://m.media-amazon.com/images/I/41aHfy9uuZL._SL500_.jpg)

![[WILL CLENS] シューズパウダー 日本製 無香料 シューケアキット 靴 消臭 パウダー (1本)](https://m.media-amazon.com/images/I/41m8Ig2XigL._SL500_.jpg)
![よーく聞いてね!3つのヒントで学ぶ!どうぶつカード ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/51zT3OcliFL._SL500_.jpg)






















