2. 人の言動は経験の仕方によって変化する
こちらも「見られている効果」に関連しています。これはホーソン効果と呼ばれています。ある事柄について注目されると、人間はそれについて周囲の期待に答えようと、無意識に成果を上げようとしてしまうことです。
例えば、スーパーなどの試食販売で「美味しいですよ」と勧められ食べたときに実際に美味しいと感じたとしても、家に帰って食べてみると美味しいと感じない、といった場合です。つまり、一種のプラセボ効果ですね。
巻き込まれないためには?
常に問題点を明確にし、批判的に考えましょう。たとえその実験やイベントにあなたが参加したとしても、「最高点をとること」を強制されているわけではないのです。