朝食抜きの食事パターンはメタボになりやすい
日本をはじめとする先進国では、朝食を抜く若者が多いようです。
こうした状況に対し、多くの国では健康のために朝食をとるよう推奨してきました。

一方、書店やテレビ番組では「朝食をとらない」食事パターンがピックアップされることがあります。
「1日1食だと頭が冴えて身体も軽い」といった話を聞いたことがあるかもしれません。
また朝食を抜くことで1日の摂取カロリーを下げ、ダイエットに役立てたいと考える人もいます。
朝食に関してはこうしたさまざまな意見が飛び交っているため、科学的な根拠が必要です。
その点、小田氏ら研究チームは、2018年にラットに高脂肪を与えた実験で、「朝食欠食が体内時計を狂わせ、体重を増加させる」ことを遺伝子レベルで明らかにしました。
そして今回の研究では、高脂肪食ではなく、「普通食」による実験を行いました。

実験では、マウスを2グループに分け、普通食を与え続けます。
朝食欠食群には、活動期の最初の4時間は何も食べさせないようにし、対照群には、活動期の最初に食事を与えました。
このルーティンを4週間続けた後、身体にどのような変化が生じるかを調べています。

その結果、朝食欠食のマウスは脂肪が増えることによって体重が増加しました。
しかも筋肉量は維持できるどころか減少していたのです。
健康的であるには「脂肪を減らし筋肉量を増やす」ことが大切です。
つまり朝食を抜くことが、健康的な身体づくりとは全く逆の効果をもたらしていたと判明したのです。
2018年の研究結果と合わせて考えるなら、通常食でも高脂肪食でも「朝食を抜くことは不健康な体重増加につながる」と分かります。

さらに研究チームは、朝食抜きのマイナス効果が「体内時計の異常」によって生じたと報告しています。
朝食を食べないことで肝臓や筋肉、体温の調節機能が狂ってしまったのです。
さて、今回の結果から、科学的には「朝食を食べるべき」だと判明しました。
朝食にはメタボや運動機能低下を防ぐ効果があるので、子どもからお年寄りに至るまで、すべての人が「しっかりと朝ごはんを食べるべき」です。
ダイエットしたい方も、まずは偏った食生活をやめ、朝ごはんを食べることから始めてみてはいかがでしょうか。






















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