・嗅覚と性的欲求や体験、パフォーマンスについて調査が行われた
・その結果、嗅覚と性的関係に関係性があることが判明
・嗅覚が過敏な人は、快感を感じやすい傾向にあることが分かった
Archives of Sexual Behaviorに掲載された研究で、嗅覚とセックスについての関係性が指摘されています。論文によると、嗅覚が鋭いほど性的快感を得やすいとのこと。
https://link.springer.com/article/10.1007/s10508-018-1203-x
嗅覚は社会行動、特に配偶者の選択や共感能力について大きな役割を担っています。これまでの研究では、嗅覚がない男性は性的パートナーが少ないことが分かっています。今回は、嗅覚と性的欲求や性的体験、パフォーマンスの関係性について研究が行われました。
実験では、18歳から36歳の成人男女70名に、化学物質の匂いを嗅ぎ取れるか嗅覚検査を行い。また、性的体験を月に何度行っているか、平均して一度の体験で何時間かかっているかなど、性的欲求や性的体験、パフォーマンスについての質問を行いました。
この結果、嗅覚と性的体験に相関関係を発見しました。つまり、嗅覚が過敏な人は、セックス中に快感を感じやすいということです。さらに、女性の場合は嗅覚が鋭いほどオーガズムを得やすいことが判明しました。
研究者は、「精液や汗などの嗅覚が性的体験を豊かにすると思われます。性的興奮や体験の直接的な測定を行うことで、嗅覚が性的体験を向上させていることに関して多くの洞察が得られるでしょう」と述べました。
嗅覚も意識して色々な匂いを嗅ぐと、鍛えることができるのだとか。パートナーがいる方は、二人で試してみるのもアリかも…?
via: BPS / translated & text by ヨッシー
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