4月22日(土)に細い三日月とすばるの接近も
人気の天文現象、三日月と星の共演
イラストのモチーフにもなるように、細い三日月と星の接近は美しく、人気の天文現象ですよね。
4月22日に月齢1.9の非常に細い三日月とすばるが近くに見られます。
月が早く沈んでしまうのと、日が長くなってきているので、日没後暗くなってきたらすぐ観測がおすすめです。
観測時刻としては19時頃がベストですが、そのときの高度は17°ほど。観測条件は金星とすばるの接近よりもシビアです。
ただ、近くに出ている金星と細い三日月、すばると、揃って写真撮影をしたらいいものが撮れるかもしれません。
どちらの「美女」との共演を見る?
ギリシャ神話では、プレアデス星団(すばる)は月の女神アルテミスに仕える7姉妹です。その可愛らしさに惹かれた狩人のオリオンが彼女たちを追いかけたので鳩になって逃げ、ついには星になった姿と言われています。
なので、三日月とすばるの共演は、女神アルテミスと7姉妹ということで、神話の設定そのままになりますね。
そんな月の女神アルテミスは、狩人で処女神という若くて凛々しいイメージがあります。
対して金星をつかさどる愛と美の女神ヴィーナスは、成熟したセクシーな女性のイメージです。
そんな設定を想像しながら観測するのも楽しいかもしれません。
さて、どちらの美女との共演が好みですか?