三葉虫の化石は飽きるほど見つかっているけれど…
三葉虫は今日では完全に絶滅した節足動物の一大グループです。
しかしその繁栄期間は非常に長く、約5億2100万年前のカンブリア紀〜約2億5000万年前のペルム紀まで生息していました。
そのおかげか発掘されている化石の数も膨大で、古生物の中でも断トツです。
これまでに回収された数百万個の化石から延べ2万2000種以上の三葉虫が確認されています。
サイズも体長2ミリ以下の小さなものから90センチ以上におよぶ大型種まで様々です。
彼らは主に海底や浅瀬で生活して、泥の上を這いずり回ったり、潜ったりしていたと見られます。

その一方で、三葉虫の化石のほとんどは硬い外骨格でしか知られていません。
これだけ膨大に見つかっているにも関わらず、口や脚、胴体などの軟組織を留めているものはほんの一握りで、それらもかなり不完全な状態にあります。
軟組織は硬い殻や骨とは違って腐食や生物分解が早いため、なかなか化石としては残りづらいのです。
そんな中で新たに見つかった三葉虫の化石は、史上最高の完成度で保存された驚くべきものでした。
では、実際の化石を見てみましょう。



























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