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朗報:小惑星は核兵器で進路を変えられると判明!/Credit:Canva
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朗報:小惑星は核兵器で進路を変えられる可能性があると判明! (2/2)

2024.10.01 Tuesday

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放射線を照射すると小石が時速250㎞で飛んでいった

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強力なX線が照射された部分が一瞬で気化され、その圧力に押される形で残った固形部分が飛んでいった/Credit:Canva

小石に強力なX線を放射するとどうなるのか?

謎を解明するため研究者たちはスイッチを入れ、X線を6.6ナノ秒間だけ照射しました。

実験装置は世界で最も強力なX線を発射できるため、6.6ナノ秒間の照射でもメガジュールクラスのエネルギーが小石に向けられたことになります。

すると照射を受けた側の小石の表面が瞬間的な蒸発し、膨張したガスはロケット噴射のように小石を押し出し、石英は時速250㎞(毎秒69.6m)、シリカは時速253㎞(毎秒70.3m)まで加速されたことがわかりました。

強力なX線が照射された部分が一瞬で気化され、その圧力に押される形で残った固形部分が飛んでいったわけです。

研究者たちは、この技術を大規模化していけば、最終的に直径4㎞の小惑星の軌道を逸らすことができると述べています。

ただそこまでいくと、核ミサイルを使うよりも巨大なX線照射砲を使ったほうが安上がりのような気もします。

研究者たちはNASAが人工衛星を小惑星に衝突させたダートミッションのように、実際の小惑星を使ったテストを行いたいと述べています。

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