人は、無表情の顔写真よりも笑顔の顔写真を見た時の方が、より正確に相手の性格を推定できる
2つ目の実験では、987人の参加者を募集し、彼らに1つ目の実験で撮影した「笑顔の顔写真」と「無表情の(中立的な)写真」を見てもらいました。
そして、それらの写真から、その人の性格特性(温かさ、信頼性、誠実さ、攻撃性、傲慢さなど)を推定するよう求めました。
これにより、1つ目の研究で得られたその人の「本当の性格特性」と「他者が推定する性格特性」を比べることができます。
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その結果、参加者たちは、顔写真からその人の性格をかなり正確に推定することができると分かりました。
人は写真の笑顔にあらわれる微妙な違いを把握し、にじみ出る「本当の顔」を判断できるのです。
私たちが人々の笑顔を見た時に普段感じている「とても優しそうな人」「この人ちょっと怖い。目が笑ってない」といった判断は、想像以上に正確だと言えます。
さらに参加者は、「無表情の顔写真」よりも「笑顔の顔写真」を見た時の方が、(差はそこまで大きくないものの)より正確な判断が可能であることも分かりました。
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このことは、その人の性格を判断したい時、笑顔で写真を撮ってもらうことのメリットを示しています。
例えば、履歴書やSNS、マッチングアプリにおけるプロフィールの写真を笑顔にするなら、その人の本当の性格を推定しやすいかもしれません。
笑顔はそのポジティブな印象通りにその人の誠実さや温かさが伝わる場合もあれば、まったく逆の特性である攻撃性や冷たさが見えてくることもあるようです。
いずれにせよ、「笑顔」は私たちが思っていた以上に、私たちの内面を反映するものでした。
そのため、初めて出会う人を評価したい時には、特にその人の笑顔に注目することが大切なのかもしれません。
中国の政治家はみんな目が笑ってないから性格悪いんだろうなと思ってた
石破氏もしかり。
昨今の政治家は、笑顔どころか顔つき自体が性格悪そうなのが多いな
見るだけで吐き気がするほど醜悪なのも多いし
裏金だの公金での飲み食いだの、外国のカルト団体との癒着だの、庶民感覚どころか日本人としての感覚が乖離してるんだろうね
これ、肝心の性格の評価が自己評価なんだよね? なら、この研究から言えることは「笑顔を見れば、相手の性格がわかる」じゃなくて「笑顔を見れば、相手の自己イメージがわかる」じゃないの?
この違いけっこうデカくない?
この解釈だと、“性格”という変わらない特性や言動傾向が先にあるように読み取れるけど、実際はこの手法ではそうは言えないよね。
「笑顔からもたれる先入観」が先にあって、それが周囲の感想を通じて当人にフィードバックされて「自己イメージが形成されてる」可能性だって存在するよね。