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Credit: ja.wikipedia
biology

【恐怖の楽園実験】飢えも天敵もない閉じた楽園で暮らすと生物はどうなるのか? (3/3)

2025.01.16 00:00:00 Thursday

前ページ群れが誕生し、マウス同士の争いが勃発!

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楽園が地獄に変わる「終末期」へ

社会が形成されてしばらくした後、楽園ではマウスの増加スピードが目に見えて遅くなっていました。

620匹になるまでには総数が倍増するのに約55日しかかかっていませんでしたが、その後は総数が倍増するまでに145日もかかるようになっていたのです。

原因はカースト制度で生じた「格差」にありました。

旦那が勝ち組のメスは広々としたスペースで、安全に余裕を持って子供を出産し育てることができています。

そのため、新たに生まれた子の死亡率も約50%と比較的低い状態を保てていました。

ところが旦那が負け組のメスでは、居住スペースに他のマウスがごった返しており、争いも頻繁に発生するので、安心して子育てをすることができません。

また旦那が喧嘩に弱かったり、家族の利益を守ろうとしないので、メス自らが闘うようになり、次第に凶暴化していったのです。

すると奇妙なことに、そのメスたちのイライラの矛先はわが子にまで向けられるようになりました。

その結果、団地住まいのカーストでは新生児の死亡率が90%以上と、ほとんどが死んでいたのです。

加えて、子供たちが団地住まいで生き残ったとしても母親に虐待を受けるので、若いうちから家出し、不安定な状態で生きていかなければなりませんでした。

最終的に子供たちがたどり着くのは、最下位ランクの引きこもりマウスだったのです。

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マウスの絶滅へ/ Credit: canva

そしてついにXデーはやってきます。

実験開始から560日が経過し、マウスの総数が2200匹に達した頃、マウスの数がまったく増えなくなってしまったのです。

カルフーンは子供の死亡率が急上昇し、繁殖が止まったこの期間を「フェーズ3:停滞期」と呼んでいます。

その後、楽園はどこもかしこも不穏な空気に支配され、勝ち組マウスたちもその影響を被り、ついに楽園全体で子供の死亡率が100%に達しました。

ここには、マウスたちの社会全体の混乱とストレスが関係していると考えられます。社会全体での協力関係が失われたことで、勝ち組マウスも子育ての成功率が急激に低下していったのです。

さらに妊娠するマウスすら居なくなってしまいます。

実験開始から1330日が経過する頃には、楽園マウスの平均年齢は人間でいうところの77歳と、超高齢社会になっていたのです。

新たな生命の循環がなくなってしまった楽園はもはや地獄そのものでした。

マウスは日に日に弱っていき、個体数も激減して、1400日を過ぎた頃にはオスメス合わせて100匹ちょっとしかいない状況に陥っています。

また興味深いことに、この時点で生き残っていたマウスはAランクやBランクの勝ち組マウスではなく、最下位Eランクの引きこもりマウスばかりでした

このような結果になった原因は、引きこもりマウスが他の個体との争いを避けて孤立した生活を送っていたことで、ストレスや競争の影響を最小限に抑えられたためと考えられます。

この実験場では、マウスたちは食べ物の心配はする必要がなかったため、社会的な接触を極力避けたマウスがこの社会的に混乱した状況の中で生存率を高めたのです。

実験開始から1800日が近づいてきたある日、楽園にいた最後のオスが死亡。

これで楽園マウスの絶滅は決定的となったため、カルフーンはユニバース25を終了して、生き残ったメスを救出しました。

こうしたマウスの激減と絶滅までの期間を「フェーズ4:終末期」と呼んでいます。

つまり、飢えも病気も天敵もいない楽園的な世界を作ったとしても、生活に利用できる空間が限定的だと最終的に生物は絶滅の道を辿ってしまうのです。

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人類も同じ運命を辿るかも?/ Credit: canva

ちなみにカルフーンはそれ以前の27年間に同様の実験を24回実施しており、今回は25回目でした(これが「ユニバース25」という名称の由来)。

そしていずれの実験でもマウスたちは最後に絶滅に至っていました。

このようなマウスたちの運命の流れを見ていると、私たち人類が辿っている道筋にとても似ていることに気づかないでしょうか?

楽園に放たれたマウスはホモ・サピエンスが世界に広がり始めた原始時代。

マウスの増加と社会の形成は人類の都市化。マウスのランク付けも、人間社会におけるカースト制度と瓜二つ。

強いアルファオスにくっつくメスは先にも言ったように、高収入の旦那を持つ奥様にそっくりですし、自分の住環境にイライラして子供に手を上げるメスマウスも、実際に人間社会で子供を虐待する親たちを想起させます。

また家に居場所がなく、同じ境遇の仲間たちと身を寄せ合って路上でたむろする若者たちも、現に世界中にたくさん存在しています。

これらを踏まえると、人類は今「楽園実験」でいうところの第何フェーズにいるのでしょうか?

おそらく「フェーズ2:社会形成期」はとうに過ぎて、「フェーズ3:停滞期」に入ろうとしているところかと思われます。

世界全体の人口は未だ増加中ですが、日本などでは子供が増えずに高齢者がどんどん増えていっている状況で、明らかに停滞期に差し掛かっています。

広い地球でも人間にとって暮らしやすい場所は限定的です。今後、繁栄し過ぎた人類に待っているのはマウスと同じ「フェーズ4:終末期」の未来なのかもしれません。

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【恐怖の楽園実験】飢えも天敵もない閉じた楽園で暮らすと生物はどうなるのか? (3/3)のコメント

てるてる坊主

´70年代、団塊世代が「ニューファミリー」を造り “友達同士のような親子関係にする” と言ったのを聞いた。当時 私は中学生だったが、あの時に抱いた感情は 絶望 だった。色々な政治的背景もあり、50年くらい経たないと 変わらないのだろう…と思ったが、現在 事態は悪化している。個人的には「諦め」のスタンス。せめてもの行いで IPS細胞関連の募金箱にせっせと寄付をしている。

    ゲスト

    与えた痛みも喜びも自分に返ってくる様に作られていたなら人も平和に暮らせただろう。

    ゲスト

    親が親として一線を引いていないと子供としてもプライバシーを強く欲しがるんでしたか
    結果として生育上で良くない影響が出るって話しは聞きますね
    なあなあでしっかりと教育していないから素行やらが悪くなったりとか

ありさん

この話知る前からネズミと人間ってそっくりだなと思ってたんですけど、やっぱりそっくりですね(笑)

First

有名な実験ですよね。マズローの欲求5段階と照らし合わせると、
それぞれの段階で、欲求が物質的から精神的に変わっていきますが、
欠乏欲求が物質には無いので、精神的な成長欲求しか持たない状態と考えられます。

そして5段階目の自己実現欲求を満たすと、次の世代も犠牲になり、
結局最後に生き残ったのは、なんの欲求も持たなかったマウス。
という禅問答のような結果と考えられます。

ところが、マズローは後に6段階目の「自己超越」という欲求を追加します。
たとえば「世界を平和に」などの自分の外側にあるものに対する貢献です。

もし、同じような結果が人間にも起こるなら、自己超越の意識を持っているかが
問われると思いますが、これって、毎日、天皇陛下が祈ってるやつです。日本ってすごい。

    達磨

    祈ってるだけなら引きこもりマウスもしてたでしょう

    やはり土人共とは違うよ。
    あと、引きこもりマウスは我関せずなんだから、祈りすらしてないよ。頭反日はこんなとこにも沸くんだね。

    右派も左派も存在価値無し

    何を持って反日と言ってるのか知らんが、どこにもそれらしい部分は無い。
    左派も右派も偏った連中は馬鹿しかいない。
    ついでに言えば右派や保守などと標榜してる連中ほど人としてゴミだろ。
    左派のお花畑、右派の低脳、どちらも我が国にとって害でしかない。

    ゲスト

    左派がお花畑とか片腹痛いわ。害ばかりを撒き散らすゴミクズやん。

    ゲスト

    右派が低脳とか片腹痛いわ。害ばかりを撒き散らすゴミクズやん。

    ニックネーム

    「天皇すごい=日本すごい=日本人の自分すごい」って図式が頭の中に成立してそう。虎の威を借る狐みたいな。

ゲスト

なかなか興味深い

wata

どうもこう「ストーリーライン」が強すぎる
これは真実の実験なのか?

    ゲスト

    嘘ではないだろうけど、(25回も同じ結果になったという割に)この人以外再現実験に成功していない。
    少なくとも絶滅に至る理由については、結論ありきの思い込みの域を出てない。

    ゲスト

    やっぱそう思っちゃうよね。結論ありきでやってる気がする

ゲスト

人間界では富裕層の生き残りが他の星に行って、始めからやり直すつもりでしょうか…

ゲスト

そのための口伝・物語・文字・学問で、ホモ・サピエンスらしさを活かして、ディストピア化を避けられるといいね。

また、活きのこったマウスだけで、新しい実験環境で再開するのを繰り返すことで、遺伝子やエピジェネティックの変化として、何回も活きのこった個体による再実験を繰り返すことで、動物の家畜化と同じように、種族全体の温和化・平和化みたいな現象が確認されれば、一時的なディストピアでも、ちゃんと進歩していることがわかって安心だね

ゲスト

ライターが団地住まいを「負け組で子供虐待してる毒親の巣窟」と認識してるのはわかった。

    ゲスト

    www

    ゲスト

    実際、そうでしょ。まあ比率もあるだろうけどね。逆に都心の豪邸やタワマンに住んで子供が名門校に通っている家族を負け組って言うか?
    いわんでしょ。

ゲスト

人間の勝ち組は悪賢くしぶとい。
いざとなったら本当に弱者を踏み潰して自分らは生き残ろうとする。
その先はどうなるんだろうね~

ゲスト

過去の大量絶滅もこれでしょうか?

ゲスト

孫正義の画像を使用した詐欺っぽい広告がいくつも出てるけど、
これどうにかならないの?
「日本は◯◯が◯◯された後、◯いています。」っていう
いかにもな機械翻訳が気味悪い。

    ゲスト

    Braveアプリを使えば広告をブロック出来ます。

    ゲスト

    おっぱいの広告しか出ないぞ

tel

マウスは、カースト上位の群れが全体の多数を占めるのに対して、人ちゃんは、世界で見ても国で見ても、中層下層の人間が多数を占めてるの良くないね
マウスと違って貧乏子沢山なイメージあるし、貧乏だから虐待しさせるわけでもないし

    ゲスト

    与えた痛みも喜びも自分に返ってくる様に作られていたなら人も平和に暮らせただろう。

ゲスト

異星に繰り出したとしても同じ歴史を繰り返すんだろうな。

    ゲスト

    で、宇宙戦争勃発までがテンプレ。

ゲスト

大石航樹の記事だけ除外するオプションが必要

ゲスト

失楽園して艱難辛苦を経た者の子孫だけが次の繁栄を築くのか

通りすがり

広告ばかりで記事がどこにあるかわからない

nana

カルフーンの実験を取り出して、

・フロンティアが無いと自滅
→宇宙開発の正当化

をする「業界人」がいるけど、ガンダムの富野さんが言う通り、資源のムダだと思う。

膨大な税金と資源を費やして、一握りの富裕層が逃げ延びるシェルターを作ってどうするんだろう…。

「宇宙開発」の観点からすれば、人類は既に「地球」という居住可能な惑星に到達しており、かの地における本当のフロンティアは「海洋(深海含む)」に他ならない。

数百億円単位の「ロケット花火」を繰り返し打ち上げて失敗する「道楽者」に流すカネがあるなら、海洋開発に従事している「地道なリアリスト」を支援してほしい。

    人皮装丁本

    君、60年代には人類が月に行く必要は無いと言い張ってただろうね笑

ゲスト

これは近親交配の影響もあるのでは?
定期的に全く別の遺伝子を持つマウス数匹と交換しないと近親交配による異常が発生するように思われる

    ゲスト

    同じこと思った
    血が濃くなりすぎただけじゃないか

    ゲスト

    同感だが、人類の発祥から考えるともしかすると人類はすべて近親交配? 

    ゲスト

    マウスは人間に比べたら近親交配の影響は少ないぞ。実験に使う多くのマウスは20代連続で交配行うとかザラ。この実験で生まれたマウスは8〜9世代目くらいで途絶えてるから近親交配の影響はあまり考える必要はない

ゲスト

これはねずみの生態と相性が悪過ぎのような
ねずみは縄張りを持つ生き物なので狭い場所に詰め込んだら攻撃し合うのは当然だよ
そして追い出されたねずみが新天地を目指すことで、局所的な天災による絶滅を避けてきた面もある
あと好奇心が強くスリルを好む一面も
もし26周目があるとしたら、同サイズの無人島みたいな逃げられるフィールドで回し車やアスレチック場を用意してあげて欲しい

    ゲスト

    結局人間と同じやん

ゲスト

はるか大昔から人間は精神的に進歩してないからな
科学技術ばかり成長してるけど

    ゲスト

    人類は何も学ばない

    この言葉は金言と言える

ゲスト

あぁ、昨日のNHKBSのドキュメンタリー番組見てこの話題取り上げたね笑

ゲスト

食料には困らないって条件だしね
現実の人類だと引き篭もりは餓死するし、戦争でも起こして単純に減らしに掛かると思うよ

ゲスト

これ解説者の思想に都合がいいように結論づけしやすい実験なので、解説を見ている側は注意が必要です。
そもそもの実験は人口爆発による悪影響を調べる実験で、食料が不足せず天敵がいない楽園の設定は個体数減少の外的要因を作らないためのものに過ぎません。
なのに、あたかも楽園環境が元凶であるかのように結論付ける紹介者が後を絶ちません。

自分もいくらかこの実験の記事を見たことがありますが、実験施設の狭さに言及しないライター多数、悪い時には実験途中のネズミの様子から、反LGBT、反フェミニズム、反弱男のように結論持ってくライターまでいましたね。

    最後の部分で、あなたも思想が強く出てますね

    ゲスト

    過密さと言う環境要因ね。

ゲスト

メガストラクチャーが軒並み無理そうなのいっぱい悲しい

    ゲスト

    いろんな立場から再現実験を行って検証することが大事だね。人類の進むべき道を決めようというとき、1人の人の実験と見解だけに頼るわけにはいかない。

    個人の生き方の指針を定めるに当たっても同じ。色々見聞きし、勉強しないとね。

ゲスト

とあるサイトの記事のほぼほぼコピペはやめた方がいいんじゃないかと。

ゲスト

どの世界でも結局親ガチャ才能ガチャなのね

ゲスト

興味深い実験の記事ですね・・・手塚治虫先生の「火の鳥」を思い出しました。

k

人間の身体に棲む微生物が他の動物にも住んでいて、腸内環境などの影響もあるのではないでしょうか?コロナで亡くなった方は腸内の善玉菌とビタミンD3が不足していたというのを読んだことがあります。草木や食べ物から微生物を体内に取り込んでいたら違う結果なったかも?

ディストピア

定期的に大規模災害、致死的なパンデミック、戦争が頻繁に起こり、人口の半数以上が間引かれる世界じゃないと人類は滅亡から免れることはないという結論じゃないか。脳科学の進歩により攻撃衝動や征服欲を抑えることができれば滅亡までの時間を少しだけ延ばすことができる。日本が超少子高齢化社会の顎(あぎと)から抜け出すことができず、苦しんでいる理由は社会組織自体の持つ普遍的な弱点に依拠していたんですね。無駄な少子化対策など中止して、今、生きている国民だけが楽しく生きられる方策を追求した方が幸せなんじゃないか。慈悲深い平和主義者が100人の村も、プーチンやネタニヤフや習近平やトランプが100人の村も、どれも滅びていく運命。神様の為す実験はもうすぐ想像どおりの結果が出そう。

ゲスト

FF14の暁月のラストのラーラー星や古代世界に当てはまるよなぁ…

ゲスト

人間と動物は全く違うからね。人間には動物が持たない高度な意識、認識力があるので、全く同じ轍は踏みにくいだろうけど

    ゲスト

    自惚れやな。高度な意識や認識力?世の中を見てこいよ、

ゲスト

だけど今は我々は動物とは違う高い意識があり本能を支配しコントロールすることが出来るという教育はほとんどされていないか、少なくなってきている。その方が我々に対するコントロールや洗脳がしやすいからかもしれない。我々は動物と全く同じ何だと思ってしまえばしめたもの、それだけで我々が本来持つ可能性への意識を摘めるから。

ゲスト

何代も近親交配を続けば、実験動物の近交系マウスになっているのでは
もともと2ツガイしかいないし
近交系はけっこう育てにくいし弱いと聞くけど

ゲスト

youtubeで見たけど実際にあった実験かどうか不確からしい
25回も同じ実験したには記録と証拠がないとかなんとか

名無し

人類は我慢の出来ない大人が最終的に社会を壊すと思う 端的に言ったらお金持ちの子供は我慢を知らないとしよう 大人になったらどうなる?そういう子供ばかりの世の中になったら社会はどうなる?今あるもののありがたさに満足出来ない大人が争いを起こすと思う。まぁ色んな結論を端折った極論で申し訳ないですが

ゲスト

この実験は実際に行われた実験ではなく、いかにも興味を引きそうな内容に仕立て上げた、いわゆるネタだと何かに書いてありましたよ。

ゲスト

おっぱい丸見え2次元ゲーム

ゲスト

現実世界も同じ結末になればいいよ。

税金高い働いたら負けの世界なのだから。

ゲスト

これ岡田斗司夫の動画で知ったのだけど、確かネズミ達はやる事がない為毛繕いばかりやる様になり皆小綺麗になったと。停滞期には同性愛が増えたとも。21世紀の先進国社会は正にここにあると思うな。

ゲスト

これを実験の紹介記事と呼ぶには脚色が過ぎる
もっと淡々と事実だけを並べてくれ。上手い言い回しとか比喩とか必要ない。自分がやったわけでもない実験なんだからデータから何を汲み取るのかは読み手に委ねられるべきだし、各解釈ももっと篩にかけられるべきでは?結論ありきの考察には価値は無いよ

    ゲスト

    そう。この研究を紹介する人はまず論文全てを翻訳して欲しい。何も引かず何も足さないで欲しい。でないと要約記事を読んだ人が「エサが悪かったんじゃね」「実験室が狭すぎたんだろ」などと好き勝手な妄想や粗探しをして話が進まないし、記事を書いた人の価値観にまんまと誘導されて「そうだよなつまりこういう事だよな」みたいなオウム返ししては自身では何も吟味してないような、見てるこっちが恥ずかしくなる脳死コメを山ほど見て来た。なんでてめえら揃いも揃っていつまで経っても原文読もうとしねえんだよと。ケチつけるのはそれからだろと。

    ゲスト

    ++

通りすがり

大局的に見れば人類の歩みはこのネズミ実験をそのままなぞっているように見えるね。世界総人口も百億ピークに下降線予測だし各国の進展具合に多少の誤差があってもこの実験に沿った結果になるだろう。頑張っても太陽系内でしか生き延びられない人類の未来が見えるようだ。

ゲスト

この実験は事実かどうか疑わしい
当時の社会学の流行等の影響を受けてそう
25回もこんな曖昧な設定の実験を行うとは思えない

大山

人類がこの実験のマウスと同じ道を辿るかどうか。解決策を見い出す人物の登場を願うしかないか。ただ、その解決策が平和的ではない気もします。

ゲスト

24回絶滅したの知ってて25回めを行うカルフーンさんが一番やばいと思いました

ゲスト

右派がお花畑とか片腹痛いわ。害ばかりを撒き散らすゴミクズやん。

ゲスト

きちんと最後の個体が死ぬまでやってほしかったなと。
相手は生き物ですから、最後の段階に至ったら突然変異とか起こしてメス同士で子供生むようになるかもしれないですし。
違う集団使って同じ実験を繰り返して、そこに前回の実験で生き残った個体を混ぜてみるとかしても色々得られそうなのに…。
ギャラクタスやドゥームズデイは生まれるのかという。

ゲスト

運営さんに伝えたいですがコメ欄は閉鎖するか、匿名で投稿できないようにしたほうがいいです
ここは知的な科学サイトだったのに、コメントは右だの左だのわめく◯◯◯◯ばかりで違和感しかありません
再考をお願いします

    ゲスト

    「コメントは管理者の確認後に表示されます」と謳ってる割に何でも通す。俺がナゾロジーを批判したコメもちゃんと公開したのは偉いとも言えるし、こんなにザルなら即公開しない意味はどこにあるのか不可解でもある。
    コメ欄閉鎖されたら俺のクレームコメも後悔される事も無かったし、直接メールで言ったってスルーされるのがオチだし、もし記事に間違ってる事があったら誰も指摘しないままになってしまう。
    例えばこの実験も24回は違う結果になっていた(なかなか絶滅しなかった)、ディストビアになったのは掃除をろくにしない事でマウスのストレスを高めた影響、元々実験用で遺伝子多様性が乏しいマウスだから近親交配によって奇形度が高まった説など色々あるのに何も触れてない。閉鎖されたらこういう指摘を誰も出来なくなって「知的な科学サイト」と盲信する人だらけになりかねない。コメ見る限り多くはXから見に来てるんだろうけどXで記事への指摘をしても見る人はろくにいないから、まだここに直接書いた方がまし。
    俺だって不毛なレスバにはうんざりさせられてるし、クソコメどころかそれを書く奴に消えて欲しいと思ってるけど、じゃあ不毛か不毛でないかの線引きはどこに置くのかと。民間サイトだから担当者の裁量で好きにすれば良いけど、そういう自由がある人は真面目なコメに対してもその主張が気に食わなければもみ消してしまうもの。俺だってそうするよ。例えばあなたのコメも俺から見たら不毛すぎるし思想が偏り過ぎてて生産性が無くて公開する価値が無い。そんなコメを大勢に見せるよりはライターの書いた記事を一行でも多く読んで欲しい。なぜあなたのコメが不毛かというと目先の出来事に左右されてるし閉鎖するデメリットも考えてないし知的どうこうの盲信が酷いから。扉に鍵かけてたら泥棒も入って来ないけど協力者も学者も入って来れないよ。
    コメ欄はハイリスクハイリターン、閉鎖はノーリスクノーリターン。日本は天災も多いけどだからこそ食料生産性も高くて三千万人が自給自足できた。砂漠みたいにノーリスクノーリターンだったら誰も住めない。そんな荒野で知的レベルが向上し得ますかと。
    反論があるならどうぞ。俺が読むかどうかは保証しないけどあなたもこれを読んでる確率は低いからね。

    ゲスト

    長い上に7割悪口やんな

ゲスト

原文には書いてるんだろうけど、掃除はどうしてたんだろう。疫病の恐れもないようにしてたようだから、腐る餌も死体の放置もなかったはず。人為的に取り除いてたのだろうか

    ゲスト

    原文らしいものを読んだ事があるけど掃除は見当たらなかった。もっと深く検索した人は掃除が月1~2回程度で不十分だった説を拾って来た人もいる。他のコメツリーでも書いたけど元々遺伝子多様性が乏しい環境になる上に、元々実験用に養殖した遺伝子多様性の乏しいマウスを使っていた説まである。俺はそれら一次資料を見た事無いけど、24回の実験についての話がろくにされないのは胡散臭いと言える。24回までは平和社会が存続し続けて派手な結果にならなかったからそこには実験者が触れたがらなかった説もある。例えば最初に投入するマウスの数が多くて遺伝子多様性が高かったとかね。
    そういう感じでアンチ派も多い実験だけど俺はこの実験を無意味だとは思わない。「遺伝子多様性の乏しいマウスで」「ろくに掃除せずに」放置する事が「ディストピアを作り出す条件だと突き止めた」と肯定的に捉えさえすれば立派に生産性がある。人間社会も多様性を確保して清潔ににしれけば良いって知恵になるからね。全てを真に受けるのもどうかと思うけど全てを否定的に受け取ってインチキ呼ばわりするのも愚か。

ゲスト

こういう実験で果たして人間の主観が入らずに、集団の分類や行動特性が正しく分析できるのだろうか。
さらに、理解しやすい、つまり社会的な「常識」に沿ったストーリーを持つ分析結果しか有名にならない気がする。

ゲスト

人間も最後に勝つのは引きこもりだ!!

ゲスト

被検体のネズミ群にとっては不憫な話ですが面白い実験ですね。
最終的に生存していたのがA、B群ではなく最下層の引きこもり群だった点が特に興味深いと思いました。
閉鎖的な楽園環境で生じた生存競争上ではA、B群も選択的に引きこもる必要性や
引きこもりを前提にした持続的社会構造の構築が最善という可能性もあり得るかもしれませんね。
その点で色々あった20年代以降数年のロックダウン環境は快適だったでしょうか?(笑)

ななし

ネズミの数を数えるだけでも大変なのに、統計を取り続けたスタッフの方々の努力に頭が下がります。

本題。人類は一度、絶滅危惧種にまで減っていたと何かで読みました。最弱の部類だったのが最強に転じ、将来食料問題を起こすとまで言われるようになりました。減ったり増えたり、なんだか宇宙論に似てるなと。人口減少より増加は対策困難だと言っている人も居ます。この先絶滅まで行くのかピンポンするだけなのか分かりませんが。

この実験をされた方、薬物と社会の実験もされてた方かも。ネズミを使い依存性のある薬物を好きな時に好きなだけ摂取できるようにする。孤立した群と社会と関わりが強い環境の群の二群に分けると、孤立したネズミは薬物に依存したままで、社会と関わりが強いネズミは薬物を取らなくなったと。この研究は「楽園実験」と言われているそうです。

ゲスト

今更この実験のネタ?
遺伝的多様性の少ないネズミを繁殖させて
「楽園」とは程遠い劣悪な環境に2200匹のネズミを押し込めた結果に過ぎないだろ

ゲスト

そもそも実験の前提からして大嘘だったっていう事実含めて伝えないと

ゲスト

盲点の指摘
1、人類はいかに巨大な集合になったとしても思想によってコントロールされうる。
2、人類は実験された世代数をとうに超えた段階にある

故に人類に当てはまると言うには恣意的に過ぎる

ゲスト

馬毛島の鹿は増え過ぎると、妊娠率が落ちたり、オスの子供を中心に大量餓死が起きたりして、増えたシカが島の植物を食べつくしてしまう前に、自ら個体数を減らして、シカの個体群も島の豊かな自然も持続させていたそうです。
鹿にはできて、ネズミはなぜ調節できなかったらのだろう。

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