土星の衛星はどこから来たのか?
土星周辺で見つかった衛星はすべて「不規則衛星」と呼ばれるものです。
不規則衛星とは、惑星の重力によって後から捕獲されたと考えられる衛星のことを指します。
公転軌道が楕円形で傾いていたり、形が歪(いびつ)であったりする特徴を持っています。
そして研究チームによると、土星周辺を回る不規則衛星のほとんどは、過去1億年以内に発生した何らかの衝突によって生じた破片である可能性が高いとのことです。
つまり、かつて存在していた大きな衛星が、他の小惑星や彗星との衝突によって粉々に砕け、その破片が近くにあった土星の重力に捕捉され、そのまま衛星として土星を公転するようになったと考えられます。

今回の新たな観測で128個もの新しい衛星が見つかり、土星は太陽系惑星の中で「月の王」として君臨することになりました。
しかし、これで土星の衛星探索が終わるわけではありません。
科学技術の進歩によって、さらに小さな衛星が見つかる日が来るかもしれませんし、これまで知られていなかった太陽系の秘密が明らかになる可能性もあります。
宇宙には、まだまだ私たちの知らない世界が広がっているのです。
月の近くにこんなに沢山の星や惑星が見えたらファンタスティックだろうなあ、きっと!
凄いことです。でも土星よりもっと外れの方に海おう星や名おう星が有るのになぜ土星なのか❓️不思議ですね⁉️
コレだけあるなら1個ぐらい孫衛星もみつからないもんかな…逆にないとなるとやっぱり安定しづらいのだろうか