死にたくなるSNSの使い方」と、心を守る方法

では具体的にどのようなことが問題になるのでしょうか?
たとえば、就寝前に何時間もスクロールし続けて寝不足になること。
見るのは他人のキラキラ投稿ばかりで、自分の投稿の「いいね」数を何度も確認してしまう。
そしてSNSを見るたびに自己否定が強くなる。
こうした使い方は、「自分をすり減らすSNSの使い方」と言えるでしょう。
知らず知らずのうちに、心が疲弊していくのです。
そのため研究では、時間ではなく“気持ち”で判断することが大切だと示されています。
よくSNSの使用時間を減らしましょうという説明を見かけますが、実際はSNSを利用しているときの自分の気持ちに注目した方が良いのです。
SNSを見たあとに元気が出たのか、それとも落ち込んだのかを振り返ってみてください。
ただ受け身で眺めるのではなく、コメントやメッセージで誰かと交流する「つながる使い方」に切り替えると、孤独感が和らぐ可能性もあります。
さらに、アプリは使わない暇つぶしも用意するようにして、気持ちをリフレッシュさせる時間を作ることも効果的です。
SNSは“情報ツール”である以上に、感情を揺さぶる装置でもあります。
だからこそ、見ているときの自分の気持ちそのものに意識的になる必要があるのです。
SNSは、薬にもなれば、毒にもなります。
それを判断できるようになることが重要です。今の使い方は、あなたの心を守っていますか?
もし違うなら、使い方を改めなければ心を疲弊させるだけになってしまうかもしれません。
SNSの威力は核兵器を超えていると思います。
早く規制しないと今の文明滅びちゃうかも。
現実で美しいものを見れば、ネットの中にも美しいものを見る
現実で嫌なものを見ていれば、同様にネットでも嫌なものを見る
スマホのせいでもSNSのせいでもなく、ただ人は現実と同じ気持ちになるものをネットの中にも見出そうとするのだ