AIに対してアメリカ人は冷たく、日本人は優しい?
研究チームは今回、日本とアメリカの参加者それぞれ600人以上を対象に、AIエージェントとどのように協力するかを比較するゲームを行いました。
これらのゲームは、プレイヤーが助っ人と協力するかどうかを選ぶ状況をシミュレーションするもので、ここでは「AIエージェント」と「人間の助っ人」のどちらと協力するか、また両者とどのように接するかが評価されます。
その結果、アメリカの参加者は、AIエージェントとの協力率が人間の助っ人との協力率に比べて大幅に低かったのに対し、日本の参加者はAIエージェントと人間の助っ人を同程度に選択していました。

さらに驚くべきは、AIエージェントに対する態度の違いです。
実験によると、アメリカ人はAIを搾取することに対して心理的な抵抗が少ない一方で、日本人はAIを冷たく搾取することに対して大きな抵抗を感じていたことが報告されています。
アメリカ人はAIエージェントを単なる道具として捉え、自分の目的や利益に適わない行動を取れば、辛辣かつ冷酷にAIエージェントを扱う傾向が見られました。
反対に、日本人はAIを単なる道具として見るのではなく、共存する存在として愛着を抱き、尊重する傾向が強かったのです。
この態度の違いはどこから来るのでしょうか?