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physics

豆の量を変えずに「より濃厚なコーヒー」が淹れられるドリップ方法が判明! (2/2)

2025.04.10 07:00:04 Thursday

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環境にも優しいドリップ方法

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Credit: canva

驚くべきことに、このハンドドリップ方法を用いれば、コーヒー粉の量を最大10%削減しても、同等もしくはそれ以上の“濃さ”を得られる可能性があると研究者は指摘しています。

これを踏まえると、今回の研究の意義は、単においしいコーヒーを淹れるテクニックにとどまりません。

人類は年間数百億キログラムのコーヒー豆を消費していますが、その生産には広大な農地と膨大な水資源が必要であり、環境に多大な負担をかけ続けています。

しかし使用する豆の量を減らしながらも、これまでと同等以上の濃さのコーヒーが抽出できるのであれば、その分だけ環境への負担を減らすことができるのです。

またこのハンドドリップの方法には、新たな道具を用意する必要もありません。

「本当にその仕方で濃厚なコーヒーが淹れられるのか?」

気になった方はぜひ、ご家庭や職場で試してみてください。

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豆の量を変えずに「より濃厚なコーヒー」が淹れられるドリップ方法が判明! (2/2)のコメント

ゲスト

抽出効率を気にするならエスプレッソルンゴでしょう
ただ、効率でコーヒーを飲むなんて人はほとんどいないので
結果うまければ豆の量が多くても良いという人が多いのでは

    名無し

    カフェインの抽出だけに絞ると、水出しが1番カフェイン含有量が多いよ、これまめな

    ゲスト

    個人の好みならそれでいいけど
    お店なら10%減らしても同じ味が実現できるなら有用な情報でしょう
    コーヒー豆の価格も高騰している今は特に

    ゲスト

    まめな、とかキモ。

不特定

現代のペーパードリップに繋がるものは1908年のドイツ人メリタ夫人だと聞き及ぶ。現在2025年でゆうに100年以上も経過し、その間にカリタが日本に登場、世界中に無数のコーヒー好きが湧き出ている。当然ながら件の抽出法も試されていると思うべきであり、世のコーヒー好きは「至高の味」について追求しており、現在も続いているのが現実だ。結果、現在の抽出法が編み出され、日々研究されている。効率と味をそれぞれ追い求めるのは2極化を目指すことであり、バランス(妥協点)をどこに置くのかが重要だと思う。ま、効率を可視化したという点では評価されるでしょうね。

ゲスト

こういう研究大好き

ゲスト

これ、紅茶も同じような淹れ方しますよね?

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