カラスは図形の規則性を認識し、異なる図形を見抜くことができる
研究の結果、カラスは「図形の違いを見分ける力」を持っていると判明しました。
例えば、カラスは長方形の図形の中に星型の図形が置かれていれば、すぐに星型を見つけることができました。

また、研究チームがより難しい課題(傾きを変えたり、大きさを変えたりした正方形5つと台形1つ)を出した場合でも、正確さが低下するものの、偶然よりもはるかに高い精度で正解を見つけることができました。
さらに、追加のテストにより、カラスたちは、平行線や直角、対称性でさえ、ある程度理解していることを示しました。
この発見は、カラスが生まれつき幾何学的な感覚を持っている可能性を示しています。
研究チームは、鳥たちが現在位置を把握したり適切な方向に移動したりするために、この感覚を利用している可能性に言及しています。
カラスが賢いというのもあるのでしょうけど、人間に近い距離で生きている関係で人間から学び取って賢くなっている気もしないでもないかなと。